第二次世界大戦中のドイツ軍、特にドイツ空軍は新兵器の開発に狂奔しましたが、結局戦局を挽回する新兵器は作り出せず崩壊しました。そんな失敗ばかりの新兵器の中で、メッサーシュミットMe163ロケット推進戦闘機は実戦配置され、約400機生産されましたので、一応成功事例と思います。
しかもその後ロケット推進戦闘機は実用化されずにいますので、史上唯一の成功例です。しかし私がプラモデルに手を染めた頃のMe163のキットは、リンドバークの72とホークの48だけで、レベルやエアフィックスが出さないのが不思議で残念でした。でもリンドのキットは安くて、簡単に作れて、場所も
取らないので重宝しましたが… |
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英文Wikipediaには10機の現存機の所在が出ていました。オーストラリアとカナダに1機ずつ、ドイツに2機、イギリスとアメリカに3機ずつで、戦勝国のトロフィーにされたようです。ならロシアやフランスにも隠れているのでは?
今回は唯一の武勲機?だった英国はコスフォード空軍博物館に展示中のMe163を紹介させていただきます。 |