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誌上個展

 日本海軍戦艦武蔵 (フジミ1/700)

by ミートボール会長 礼千西沢



 日本海軍と言えば大和というくらい大和は有名ですが、同型艦の武蔵はあまり知名度がないように思います。
武蔵は就役が大和より8か月遅く昭和17年8月に就役しています。
大和は、電探設備は大東亜戦争開戦後に追加工事によりとつけられましたが、武蔵は就役時にはすでに装備されていました。
昭和19年のレイテ沖海戦時の武蔵の武装についても機銃や高角砲の数や配置が大和との違いがありました。



その他にも、細部には多くの違いがあったようです。
レイテ沖海戦では、航空攻撃により多数の爆弾や魚雷を受けても容易に沈まなかったのです。
制空権のない状態で、日本海軍の戦艦として獅子奮迅の戦いをしてシブヤン海に沈みます。 



  この武蔵を1/700で作ることにしました。
フジミ模型のキットと専用エッチングパーツを使用してジオラマふうに仕上げました。
大和型戦艦は他の艦艇と違い、艦尾、艦首の旗竿は折り畳めません。艦首の旗竿は15メートルあり主砲の爆風を受けても空中線が損傷しないような高さで取り付けてあります。



  また艦尾の空中線はクレーンの上に高塔を造りその天辺で固定してありました。
木甲板も、航空機からの視認度を下げるためタールなどで黒く塗られております。
合戦準備中は主砲の爆風からの損傷を防ぐため、命令がない場合は偵察機は後部甲板下の格納庫に収められております。
そういう状態を想像して仕上げました。


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