海上保安庁(Japan Coast Guard)は国土交通省の外局の一つで、海上における法令遵守、犯罪の取り締まり、海難救助を行う行政機関です。法律上軍隊であることは否定されていますが、有事の際には防衛大臣の指揮下に置かれる可能性があり、また戦後日本の最初の戦死者は、海上保安庁職員だったことを考えると、もっと注目されても良いのではと思います。
今年の元旦に稚内港で巡視船PL-11 りしりの外見を撮影する機会がありましたので、ご紹介させていただきます。
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りしりは2016年に三菱重工業 下関造船所で建造され、同年10月27日から就役した大型巡視船です。稚内海上保安部所属で、後部にヘリコプター甲板を有しています。海上保安庁のHPによれば総トン数1,500トン、全長96.0m、 幅11.5mとあり、Wikipediaによると「くにがみ型巡視船」に属し、公称23ノット 以上、定員42名となっています。武装は30mmチェーンガン1基ですが、北方警備の要として期待されます。 ※PL=Patrol Vessel Large(大型巡視船) |