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(Photo) F-104 in Isutanbul

by  コルディッツ
博物館実機写真

 トルコの航空ファンは日本の航空ファンと似て、F-104を好んでいると思います。私の知る限りですが、イスタンブールにあるヒコーキ博物館は3つですが、3つともゲートガードはF-104で、さらに打ち合わせでもしたかのように全機離陸を開始し、脚を収容しつつ、上昇せんとする姿勢です。天空に向け躍動するF-104に熱くなる感性に、親近感を覚える方も多いのでは。  日本はF-104を1962年から1986年までに230機を保有しましたが、トルコは1963年の導入から1995年の退役までに438機(又は439機)を保有しました。
このうち1980年代にNATO諸国から取得した中古F-104は344機に及びます。
 アジアの東端の国と西端の国の軍備は、共通点が多いようですね。

  CF-104  62-733/8-733
 軍事博物館にて          以下2019年3月撮影
 F-104はトルコ最初初のレーダーを搭載したジェット戦闘機でした。
 CF-104はカナディア社がライセンス生産したF-104で、基本構造はF-104Gに相当します。



F-104S  75-6895
 ラフミ・コチ博物館にて           
 キプロス紛争(1974年)に軍事介入したことで、トルコは禁輸措置を受け、
F-104の部品や装備の補給が出来ませんでした。そこで1975年にイタリアからF-104Sを40機、国家予算で購入しました。S型はイタリア空軍向けの迎撃戦闘機でレーダーやエンジンを強化したタイプで、フィアット社で246機が生産されました。 



F-104G 22344/4-344 
 イスタンブール航空博物館にて  




F-104S 6868
 イスタンブール航空博物館にて  














以上の記述は英文Wikipediaを参考にしました。 


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