スナップキットなので、細かいことも大きいことも言うことではない。閉状態の脚カバーのように使わないパーツを除き、ピトー管やアンテナ類を真ちゅう線で4点を追加(つまりキットにはない)した結果、39パーツで出来上がった。機首にいれる錘もキットに入っていて便利。全体の雰囲気は、筋彫りを太く甘くしたトライマスターって感じ。なんだかんだは、本Web誌2012年1月号を見てほしい。
コックピットは塗らずに組んでしまう。後から筆を突っ込んで、黒く塗ればよい。スナップキットなのでパーツごとの合わせ精度はゆるい。エンジン周りには、ガタが集まったような場所もある。でも、肉厚ゆえに整形できるズレ範囲なので、ガリガリ削る。隙間は削りカスごと瞬間接着剤で固めたりしてしまえば、だいたいOK。
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前回は整形に手間取った胴体と主翼の下面のガタは、パーツをグッと曲げることでほぼ解消、パテはちょこっと使うだけ。主翼上反角はそれなりに許容範囲にきまる。水平尾翼は付根でちょっとダレぎみだけれども、グッと上げて瞬間接着剤で固めればOK。前脚はそれなりの見栄えOK。主脚はカバーと一体のすごい塊だけれども、出来てしまえば見えるものでなないから問題なし。それをそれらしく塗装するのが個々のモデラーの仕事だ。そんなこんなで、あっというまに塗装段階になる。 |