そんなに新しいキットではない。全面に凸リベットが打ってあれば精密に見えた時代のもので、『プラモ・ガイド 1971』の「新キット紹介」に、フロッグのキットと一緒に掲載されている。
私には、ミーティアって、どう見てもカッコいいとは思えない。
設計者って、きっとこんな感じに考えたんじゃないかな。
推力が乏しから双発が必須なのにエンジンの大きさが決まらないから、そこだけ設計変更すればなんとかなる装備位置としておこう。吊り下げる方法もあるが(Me262だな)、重い脚は短いほうがいいから主翼の中央に付けよう。 |
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上に膨らめるのはどうかって?それじゃあ揚力が阻害されるし、尾翼が燃えちゃうよ(ホンダジェットは凄いな)。
離着陸時に草が燃えると困るので前輪式にして(アタッカーよりも考えてある)、これも燃えると困るしエンジン排気で気流が不安定だとやっかいなので、水平尾翼の位置は上へ(これでモーメントも稼げる)。エンジンひとつが止まったり左右でバランスが崩れたりしても我慢できるように、テールモーメントを長くしておこうか。そうすると尾ソリが要るな。後ろが長いし重量バランスをとるには機銃と人間は前~~~の方に置くとしよう、視界もいいしな・・・みたいな形だ(ホントの設計者がどう思ったのかは知らないけど)。 |