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誌上個展

電気機関車 EF65 (アオシマ1/50)

by 福田 道章

 最近になってアオシマさんから1/45でDD51とEF66の精密キットがでましたが、習作を兼ねて昔からある1/50電気機関車を製作してみました。そのなかでも作り易そうなEF60/65を選びました。
相当古いキットですがインレットメタルシートがついてアップデートされています。



おもちゃ屋さんの上の棚で永いこと居座ってそうな雰囲気。



 パーツの大半が台車と内部機器に割かれています。車輪はメッキパーツですが、無視して組み上げてからフランジ部をシルバーでぺろっと塗りました。作成していませんが、レール付き展示台も付属しています。
同じようなパーツや組立が数多くあって正直苦痛でした。
ボディーは歪みは少ないですが、窓上にたっぷり段差があって整形に苦しみます。パンタグラフはメッキされていて組みにくいうえ折れやすかったです。



 塗装はガイア鉄道カラー 青15号/クリーム1号です。ストライプはアイズの0.7mmと1.5mmのマスキングテープ使用。
窓枠はGM鉄道カラー灰色9号、屋上機器は同ねずみ色1号、台車はセミグロスブラックで塗りました。
全体をつや消しクリアーでオーバーコート後、ガイヤの赤サビ、黄サビを屋根を中心にふんわりスプレーしました。



 細いパーツは脆くてまともに整形できず、2シートパーツ請求しました。正面窓下手摺は諦めて洋白線です。
ヘッドライト、テールライトはクリアパーツに置き換えました。もう少しヘッドライトを外側につければよかった。
ワイパーやジャンパ栓などつければよいのでしょうが、力尽きました。このシリーズ他にもEH10とか作りたいアイテムもあったのですがギブアップです。







 全体的に腰高いというか車体と台車の隙間が大きすぎます。枕梁の部分が無いぐらいが丁度よいようにおもえます。
車体もひらべったく見えます。パンタグラフも高い。
構造上車高下げるのは容易ではありません。このキットの味として受け入れるしかありません。
追求すると鉄模買った方がはやく、プラキットのお手軽さがなくなってしまいます。(これとて安価ではないのですけど)





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