アメリカの攻撃機A-20ハボックはイギリスに供与された後、ボストンⅢと名乗り ヨーロッパ本土への地上攻撃任務に従事している。RAFでは攻撃機というカテゴリーはなかったようで戦術軽爆撃機とされている。
ハボックの1/72キットはフロッグ、レベルとエアフィックスがあるが、いずれも1960年代リリースのかなり古いキットである。レベルとエアフィックスのキットとも表面には凸リベットがびっしりと彫刻されていて、1960年代後半から70年代初頭にかけてのプラモデルは表現競争の時代だったことを思い起こさせる。
レベルからはバリエーションで夜間攻撃機P-70も発売されていた。後年マッチボックスからA-20Gが発売されたが、スタイルはまあまあなものの大変大味な作りで注目を集めなかった。
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今回はまだデカールが使えそうだったエアフィックス(グンゼ版)を作った。
下はその箱絵で、ダークグリーンとダークアースの迷彩塗装機が編隊で爆弾を投下した瞬間が油絵のようなタッチで描かれている。
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