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P-47Dサンダーボルト、P-51Dマスタング、
スピットファイアMk.Ⅴ、零戦22型、Fw190A-5、Bf109F
(童友社 1/100)
by ヒサマロ
ヒサマロです。本年もよろしくお願い申し上げます。「簡単プラモデル」というお誘いに乗って童友社の1/100翼コレクションから代表的な物をいくつか作ってみました。このシリーズは最初マルサンの遺産で日本機(零戦52型、雷電、隼、鐘馗、飛燕、疾風)をあらかじめ着色したものを販売していましたが、第四弾「大戦の荒鷲」Bf109Fより自社開発の現代風に筋彫りされた素晴らしいキットが発売されるようになりました。ブラインドボックス仕様ですのでどのエースのものが出てくるかは運次第ですが塗装はどのキットも良く出来ております。
どのキットも塗装がはがれないようにランナーとの接合部が内側にきており、ニッパーで切断後は接着部に出来た出っ張り部分を丁寧に取り除く作業が必要ですが、ちょっとひと手間かけてあげるとさらに美人度が上がりますのでお気楽に作っていきましょう。
キットのコクピットはボックスタイプのものにシートがモールドされておりここにパイロットを接着するようになっています。パイロットは必要最小限の塗装ですのでもう少し細かく塗り分けておきます。
P-47Dサンダーボルト
私が今回作ったサンダーボルトはガブレスキー中佐のものですが、下面の塗装がグレーになっています。私は塗装なしの説から銀色に塗り直しました。空冷エンジンは黒鉄色一色で塗装されているので銀でドライブラシをかけ、ヘッドはニュートラルグレーを塗りました。
また、脚格納庫や脚カバー内側はグリーン系で塗ってありますが実際はジンクロイエローですのでこれも塗り直しました。翼端灯と下面の識別灯も色を塗っておきました。ピトー管が省略されていたので伸ばしランナーで自作しました。最後にスミ入れして完成です。
P-51Dマスタング
マスタングはハルトン少佐の塗装で排気管付近のパネルの色を塗った以外はキットそのままです。
零戦22型
零戦22型もエンジン部をサンダーボルトと同じように塗ってスミ入れした以外はそのままです。
Fw190A-5
フォッケはエゴン・マイアー大尉の塗装です。主脚の斜め支柱が省略されているので伸ばしランナーで追加しました。同じくピトー管も自作しました。
Bf109F
メッサーはメルダース少佐の塗装です。フィレット部分がRLM76のままになっていますのでRLM74で塗り直しました。機首左側にある過吸気取入れ口はムクのままですのでピンバイスで穴を開けたらカッターなどでえぐっておきます。こちらもピト―管を自作しました。
どちらも残念ながらスワスチカが塗装されておりません。せめてデカールだけでも用意しておいてくれれば良かったのですが、このスケールで手書きはちょっときついのでやむなく省略しました。
スピットファイアMk.Ⅴ
最後は第243中隊のスピットですがこれもキットそのままでスミ入れしただけです。サンダーボルトやスピットは機体によってプロペラを使い分けるなどなかなか手が込んでいます。
ほぼ1日1機のペースで完成できました。今回ほぼ組立ただけですのでまるで小学生の頃に戻ってプラモデル本来のあっという間に形が出来て完成という喜びを味わうことが出来ました。皆さんもたまには息抜きでどれか作ってみませんか。
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