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スカイライン ケンメリGT-X・KGC110(アオシマ 1/24)
by
KOZY商店
1.はじめに
こんにちは。KOZY商店です。アオシマの1/24 ケンメリGT-X・KGC110です。この車はものすごくヒットしたことで有名で、ダブついた中古の影響で後年のイメージこそは良くありませんが、50年近く経った今でも模型を通じて実車メーカーに貢献しているのだから、もはや人間さま顔負けの孝行者です。
プラモの方はこれもやはり伝説の大ヒットシリーズ、アオシマ「ザ・チューニングカー」の一台。同シリーズ特有の、どことなく怪しげな箱絵に取り憑かれた方々も多いでしょう。ケンメリのプラモは他社からも多数発売されたもののメーカーと運命を共にしたキットも多く、これは数少ない生き残りの一つです。
図1 完成図
2.キット内容
キットです。二昔くらい前に販売されていたスカイラインシリーズNo.14のキットです(図2)。現行のモデルカーNo.49に相当するキットになります。絶妙のアングルでケンメリの特徴を良く表現した絵です。
パーツ構成です(図3)。シャシーや内装の一部などは同社のヨンメリやGT-Rなどと共通で、余剰パーツを利用すれば色々な仕様で楽しめそうです。さらに現行版では顔面・リアが新規に追加され、より充実した内容になっています。
図2 ボックスアート
図3 パーツ構成
デカールとエッチングパーツです(図4)。この版ではナンバープレートに車検マークととてもシンプルなものが付いています。市販車カーモデルのデカールは案外こんなもので十分なのでしょう。
図4 デカール
3.製作
ボディ塗装です(図5)。メタリックブルーです。なぜが最近、青系で塗ることが多いです。今回はVol.139の31Zとは違い、C76の上からスーパークリアーⅢを被せて明るいメタリックブルーにしてみました。だから違うといえば違います。そういう事にして下さい。
その他のパーツもパパッと塗ってしまいます(図6)。ここもいつものインスト無視のトミカ風。「1/24の玩具ミニカーである」と割り切って適当な色で塗ってお終い。後はGクリアーでパカパカ組んでしまえば完成です。
図5 ボディ仕上げ
図6 塗り終えた各パーツ
4.完成
完成したケンメリGT-Xです(図7~図9)。フェンダーの張り出しがワイドなGT-Rとはまた違った、ほっそりした印象です。サーフィンラインに沈み込むリアタイヤなど、側面のはこちらの方がより「ケンメリらしい」かもしれません。
キットの注意点はVol.135のGT-Rと一緒でドア内張凸部と後部座席の干渉があり、ここは仮組みで良く位置決め確認するか、もしくは後部座席を切り欠いてしまうと良いと思います。他は気になるような問題点はありませんでした。
図7 完成図
図8 完成図
図9 完成図
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