Home　 >SOC-3シーガル(ハセガワ　1/72)＞　特集　ハセガワの航空機プラモデル＞　2020年5月号 　SOC-3シーガル(ハセガワ　1/72) by 田口博通 Hiromichi Taguchi 　シーガルが完成しました。 この海軍複葉の観測機シーガルはハセガワとしては繊細なキットです。繊細さゆえ、昔昔フロート付で作ろうとして、支柱がうまく行かず、見事に撃墜され、未完箱行となったまま永遠の行方不明に。おそらく海の藻屑に消え去ったのでしょう。それからウン十年経過。 数年前にハセガワから再発売になったシーガルは、２機セットで、新しく、VO-4とVO-5の派手な塗装のデカールが入っていました。　 再発売されたら　ぜひもう一度挑戦したいと思っていたキットでしたので、飛びついて購入しました。 　 　リベンジで作りたかったのは昔のキットで指定されていた海軍標準塗装の３色迷彩です。落ち着いた美しいフォルムの複葉機だと思います。 2機セットで再発売されたシーガル 海軍標準塗装の３色迷彩 製作 　コクピットは簡単なシートがあるだけですが、ほとんど外から見えませんので、シートベルトだけ板鉛で追加しました。 　今回の作り方ですが、昔の失敗を踏まえ、支柱など各部の接着強度を優先としました。 胴体に仕込んで、左右を接着すれば胴体は完成。下翼を接着し、整形後、上翼をつけずに３色迷彩塗装。エアブラシとMrカラーを使用しました。 支柱と上翼を取りつけて、支柱を面相筆で塗装。 ダブルの張り線には、銀色のミシン糸を使用して、上側は支柱に結んでいます。アンテナ線は釣り糸を使用しました。 左翼のサーチライトはアクリル棒を削りました。マーキングは新キットのデカールから尾翼のSOC-3のみ使用し、残りは他キットから流用し切貼りしています。 　コクピット 完成 　実に綺麗な完成されたフォルムの複葉機です。大好きなシーガルが見事完成。ウン十年ぶりのリベンジを果たしました。 残るフロート付きに挑戦したい所ですが、さて完成はいつになることでしょう。 　　Home >SOC-3シーガル(ハセガワ　1/72)＞　特集　ハセガワの航空機プラモデル＞　2020年5月号

Vol.141 2020 May.　　　www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved　/　　
　　　　　　　　　editor　Hiromichi Taguchi　田口博通 /無断転載を禁ず　　リンクフリー

デカール自作テクニック