ペーパープレーン　
ブルーインパルス　T-4の作り方

by 田口博通 Hiromichi Taguchi

　航空自衛隊のブルーインパルスは5月29日に東京上空で新型コロナウイルスで皆のためにがんばっている医療の人達へ感謝の気持ちを込めた飛行をおこないました。澄んだ初夏の都心の青空に描かれた感謝の５本の白い線から、勇気をもらった人も多いことでしょう。
このブルーインパルスT-4のペーパープレーンをいっしょに作ってみましょう。

東京上空を飛ぶブルーインパルス

高輪ゲートウエィ駅上空（引用　自衛隊がユーチューブに上げた動画から）

ブルーインパルスとは？

　大空に「夢と感動」を描く航空じえいたいのアクロバットチームです。宮城県松島基地の第４航空団にしょぞくする「第11飛行隊」が正式な名前で、使われている飛行機はT-4という国産ジェット練習機です。
　青と白にカラーリングされた6機が、大空に描く一糸乱れぬフォーメーションで　地上は大きな感動と拍手に包まれます。

2013年の百里基地祭で撮影したブルーインパルスT-4

１号機から６号機まで　ずらっと並んでいます。

2013年の　１番機の機番は　731
シリアルは　46-5731です。

　という訳で　上の写真のブルーインパルスT-4の１番機のペーパープレーンを作ってみよう。

用意する材料と道具

もし、家になければ　どれも１００均店（セリアやダイソー）で売っているよ。

材料：　白ボール紙（A4大きさ７枚入り　１００円）
　　　　少し薄いが　ケント紙（A4大きさ4枚入り100円）でもよい。

道具：　木工用そっかん接着剤、ステッィクのり、はさみ、カッターナイフ、　　　　　A4大きさのカッティングマット、

皆さまのご両親へ
カッターナイフを使う場合は、安全のために、文具店などで　下のような「安全刃折処理器ポキ」を買ってあげて下さい。(税込200円くらい）

安全刃折処理器ポキ　133K

作り方

　今回のブルーインパルスT-4の型紙は「紙飛行機デザイン　セルベッサクラフト」さんが設計された型紙を使います。
　まず、型紙のPDF文書を下のリンクからダウンロードして、プリンターで印刷しよう。

ブルーインパルスT-4
T4Blue202006N465731.pdfへのリンク

　また、セルベッサクラフトさんのホームページではこの他にもたくさんのかっこいい飛行機の型紙が無料で公開されているので、ぜひ　アクセスしてみて下さい。
アドレスは
http://www.cerveza-craft.com/GB.html

ブルーインパルス　T-4を作ろう

　下はプリンターで印刷したブルーインパルスT-4の型紙だ。

　家にプリンターが無い人は、コンビニのコピー機でネットプリントが簡単にできる。
　下はセブンイレブン711の例だ。君のスマホにPDF文書をダウンロードしてスマホの「ファイル」に入れておき、アプリか、LINEからPDF文書をネットプリントできる(１枚６０円）。
ローソンやファミマーでもほぼ同じだが、詳しくは　お店の人に聞いてね。

カラープリントはふちが欠けないように「少し小さめ」指定で行おう。
フルカラープリント→A4サイズ→少し小さめする→印刷

　印刷した型紙は薄くて弱いので、これを白ボール紙にスティック糊で貼って強くしよう。
その方法は、印刷した型紙をおおまかに切り抜いて、机を汚さないように新聞紙などの上で型紙の裏にスティック糊を塗る。そして、白ボール紙の上にしわにならないように貼っていく。糊が乾かないうちに、手早く行おう。

白ボール紙に型紙を切ってスティック糊で貼り付ける。

　スティック糊が乾けば、はさみで切り出そう。まずは、おおまかに切り出し、細かい所を丁寧にはさみで切り落としていく。はさみを使うのが難しい場所はカッターナイフで切っていくとよい。また、胴体の赤い線はつばさが差し込まれる場所なので、カッターナイフで切り取っておこう。
カッターナイフを使うときは、机がキズつかないように、必ずカッティングマットを敷いて作業しよう。カッティングマットが無ければ、新聞紙を10枚くらい敷けば大丈夫だ。