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　ホーカー　ハート（Aモデル 1/72）

　　by Nobunaga

銀地に黒のストライプ。黄色のアクセントをちりばめてこれぞ英国風お洒落なハートかな。

キットについて

　Aモデルはソ連、ロシア機を初めアメリカ、ドイツ機のキットを怒濤の勢いで製品化してますね。読者の皆さんもたくさんのラインナップの中でこれは欲しいなと購入した人も多いと思います。
但し、箱を開けてキットを取り出して、作り始めて、完成させた人は何人いるのでしょうか。キットの値段を考えると作りかけで放擲するのはもったいないんですけどね。
　このホーカーハートは数年前に出たキットなのでお楽しみが随所にあるジョイフルキットです。
コンピューター任せでキットの原型、金型？を作ったのとは違う飛行機に対する愛と情熱を感じます。細かなパーツもレジンやエッチングを一切使わず全てプラでパーツ化すると言う意地と言うか執念みたいなものを感じます。値段を押さえる意味もあったとは思いますけどね。1ミリ、2ミリのパーツや爆弾のフィン！に至まで全てプラパーツで再現されています。当然ながら精度は悪く整形するのがこれまたお楽しみ？で、薄皮１枚削る感じで根性で仕上げます。
　ポーランドのレジンキットメーカー「シルバーウイングス」１／３２ホーカーハートの作例を参考に擦り合わせや仮組を繰り返しながら形を整えます。
　ところで、ホーカーハートのハートは「心」ではありませんよ。

機首のエンジンカバーの金属部分は８番の銀のままですがここはギラギラのアルミ塗装にした方がよかったですね。張り線は釣り糸のレブロン０、５号で伸縮性があり黒色なので張り線にはうってつけです。

操縦席横の支柱のＸの張り線と内側の張り線は０．２ミリ真鍮線を使いました。尾翼のラダー索、エレベーター索も0.2ミリ真鍮線を使用。

参考資料：KEY出版　AEROPLANE ILLUSTRATED 「AVIATION ARCHIVE　RAF Inter-War Bombers」、「RAF Centenary 100 Famous Aircraft』、MMP出版１／４８ScalePlans
Set No.2
その他インターネットによる実機写真、作例等

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