作る。
キットの分割はごく当然のもので、主翼の機銃内蔵とコックピット左面のドアが別パーツになっているくらい。翼端で通常と切断が選べるし、胴体下面の燃料タンクや風防開閉選択もあるので、選択の幅も広い。2007年のキットだから、私がよく作る難アリのキットとは大違いでパーツの合いがいい。私はコックピット左面のドアを閉め、風防も閉じるので、コックピットの組み物の一部は省略し、塗装も超テキトウに済ませた。とはいえ、キット指定にない主翼下面パーツの内面塗装をちゃんとしておかないと、あとでプラ色が隠せないので塗っておく。胴体背部のカメラ窓や主翼下面にも内面を塗っておくところがある。色はそれらしい色でOKとした。 |
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コッピット左面のドアは、胴体の面と合わせるように、接着固定してから外面をサンドペーパーで均した。機首のエンジンを収めるための膨らみが別パーツだが、これがよく合う。主翼上面にある機銃点検パネルもよく合う。とりあえず問題になるところはなく、どんどん組める。気をつけることは、胴体左右を胴ワクパーツと胴体内面を左右内面でしっかり接着することくらい。これが甘いと主翼の上半角が甘くなる。
胴体と主翼は、胴体下面の前と後ろを瞬間接着剤で固定してから、主翼先端>胴体上面>主翼先端、とマスキングテープを張って上半角をキメてから流し込みタイプの接着剤をフレット部分に流して一晩おいて固定する。このときに胴体幅が固まっていないと、マスキングテープをはがしたときに上半角がダレっとしてしまう。
注意はそのくらいで、あとはそのままパカパカと組めば、ちゃんとできる。 |