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(Photo) Bf109F (Heller 1/72)
by コルディッツ
私の積みプラで最多は1/72の第二次世界大戦機です。古い物では45年前の高校生時代以来のもありますが、エレールのBf109Fは大学4年生の時に買いました。それまで72のBf109Fはフロッグ製しかないのに、当時はフロッグのキットを見かける事なく、飢餓状態なので、即飛びつきました。ボックスアートは北アフリカ戦線飛行中、機体番号は隠れていますが、マルセーユ機と確信して開封したら、なんと箱絵の端に描かれた「白の5」が唯一の指定塗装でした。落胆のあまり幾つかのパーツを切り離した位で積みプラ化した物です。
今回の72特集に乗じて積みプラの一掃を促進したい私には、すぐに仕舞い込んだため、パーツに不足のないエレールのBf109Fは絶好のキットでした。しかも還暦過ぎたらエースの機体に不感症になっているので、キット製作は障壁はありませんでした。
とは言え気になったことが一点、それは砂漠用防塵フィルターです。
左側がエレールのパーツですが、私が購入時に黒く塗った部分が
蛇腹のようで、右側のエアフィックス製に変えました。
実機の防塵フィルターは以下のようでしたので。
Bf109G-2 10639/6
王室空軍博物館(ロンドン)にて 2013年7月撮影
現在はコスフォードの空軍博物館に異動しているようです。
箱絵と完成品。この箱絵を見たら、誰しも中央の機体が
指定塗装と思うのではないでしょうか。それを外して脇の
機体にする。これがフランス流のエスプリ?
デカールは国籍と部隊章マークは何とか使えましたが、
「白の5」は駄目で、ストックのデカールを試みましたが、
どれも古過ぎてか使い物にならず、やむなく「白の2」に決定
しました。流石に「14」には出来ないし…
防塵フィルターの塗装は、ハセガワ48でシルバーを指定
していた事もありましたが、機体迷彩色から塵色がのぞく
感じと思い、黒塗装した上からサンディブラウンをこすりつけ
てみましたが、さっぱりでしたね。
F型の実機展示はカナダと南アフリカ共和国だけですが、
フィンランド、ロシア、ドイツ、イギリス、アメリカでレストア
中のようなので、長生きしたくなっています。
Bf109F-4 10132 2004年7月撮影
カナダ航空宇宙博物館(ロッククリフ、オタワ郊外)にて
作ってみたら意外に実感のあるキットで、目がよく見えて
手先の器用な頃に作りたかった、とやや反省です。
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