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 特集 夢の傑作キット

(Photo) 夢の傑作キット Bf109E (モノグラム 1/48)

by  コルディッツ
博物館実機写真

 モノグラム1/48のキットはP51BとP47Dを作った時に「傑作キット」と確信したのに、高額で長く購入出来ませんでした。そして高校卒業の頃にバンダイから安価でリリースされたので、喜々として買いまくりした一箱がBf109Eでした。同時に発売されたモノグラム・カラーを購入したのは言うまでもありません。しかし大学に入ると麻雀が待機していて、プラモ作りは殆ど中断です。それでもBf109は憧れの機体だったので、パーツを切り離し、モノグラム・カラーで塗装し、小部品の組立てまで進めましたが、そこまででした。
 
今回の「夢の傑作キット」特集で、最初に浮かんだのは44年間途中放置のBf109でした。これは成仏させてやらねばなりません、と言う訳で加齢による心身機能低下が著しい中、モノグラムと格闘させて頂きました。久々に箱を開けてつらつら見ていると、48なのにマスバランスがパーツにないことや、機首がスマート過ぎるのに気づきましたが、欠点ではなく個性と割り切りました。困ったのは座席付きパイロットを付ける後部隔壁とアンテナ、ピトー管が見当たらないことです。探索をしていれば何時か出てこようと、ゆっくりゆっくりBf109Eの製作スタートしましたが、一向に出てこず、〆切が迫り焦りました。今完成させないとまた44年間放置確定ではないですか。(44年後って私は…)かくして…



 完成しました。部品の合いの良さや主脚が可動するのが
愉しくて、何故モノグラムのキットが最高とされていたか、
十分理解で来ました。主脚の可動があまりにも愉しすぎて、
製作そっちのけで動かしてばかり居たら、右主脚が折れて
青ざめました。



久しぶりの48は、72や144では感じなかったキャンパスの
広さに恐怖を覚えました。そのため我を忘れて筆塗装は厚く
なってしまったのは残念です。修行不足でした。
 44年前のバンダイ製デカールは、流石バンダイ、鉄十字が
二分割、隊長記号が三分割した以外は、支障なしでした。
 
実機はこんな風に写ります。
 Bf109E-3 1407 + 5  
ドイツ技術博物館(ベルリン)にて  2014年8月撮影



ちなみに主脚収容部はこんな風です。  



左主脚の可動は健在で愉しませて頂いております。 



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