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特集 宇宙

宇宙家族ロビンソン 
探検車 チャリオット (メビウス 1/24)

by  田口博通 Hiromichi Taguchi



 「宇宙家族ロビンソン」はパニック映画の巨匠と呼ばれたアーウィン・アレン制作の1960年代の人気TV シリーズで、今年は放映50周年記念になるのだそうです。漂流した星で探検車チャリオットに乗りこんで冒険を続ける家族にはハラハラドキドキしながら見ていました。 プラモデルの方はパッケージが新しく(50周年記念パッケージ)なり、メビウス(日本ではプラッツ取扱い)から再販されています。
 もちろんあの堅物ロボット フライデーも付属しています。

箱絵

製作

 古い金型のため 小物部品のモールドはダルですが、部品点数はさほど多くはありません。部品の嵌合は意外と良く さすが往年のアメリカのプラモデルです。またフールプルーフが行き届いています。組み立て説明書は英語ですが、図を見ながら組み立てていけます。  タイヤホイルは白、車体はステンレス系のシルバー色、内部色はオレンジが基調です。車体内部はテレビ版のプロップを忠実に再現しているように見えます。銀色生地の遮光カーテンはプラ部品では派手さが今一つなので100均のデコ包装材コーナーで売っているアルミ蒸着シートを切って自作しました。カーテンレールも洋白線で自作しています。



 ネットでチャリオットを画像検索すると、最近作られた復元機がヒットします。便利な世の中になりました。
大きな透明とりかごは四角断面のアルミ建材で骨格を作り、そこに透明アクリル板を組み合わせて作られているようです。表面側はアルミサッシ材が飾りに貼られているように見えます。
テープでマスキングして内部骨格をオレンジを塗り、表面の金属部はハセガワのミラーフィニッシュを貼っていきます。



 荷物ラックやハシゴも建材溶接で出来ているようで、オレンジで塗っておきます。 ここまで出来たら、車体下部と組み合わせ、可動ドアをセットして完成となります。


完成



 遮光カーテンの自作だけで、テレビに登場したチャリオットのイメージに近くなったのではないかと思います。テレビ放映から50年経った今でもこのプラモデルが作れるというのは幸せな気分です。 フライデーは残念ながら間に合いませんでした。






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