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(Photo)P-47G レザーバック工事中
by コルディッツ
博物館実機写真
P-47D-25以前のキャノピーは、後部胴体の流れに沿う流線形の「レイザーバック」(Razorback)と呼ばれるタイプで、空中戦では辛いけど、緊張感を強く感じさせ、バブルトップより格好は良さげです。戦争博物館ダックスフォードでP-47Gレザーバック工事中ーたぶんオーバーホールーの時の写真が出てきたので、ご紹介させて頂きます。なおG型はカーチス社の工場で生産されたD型です。
帝国戦争博物館ダックスフォードにて 2006年7月撮影
胴体にオリーブドラブの塗料が残っていますよね。しかし2年後…
帝国戦争博物館ダックスフォードにて 2008年7月撮影
胴体のオリーブドラブは完全に剥がされていました。
エンジンはP&W R2800 ダブルワスプ 空冷星型18気筒
2,000馬力級のエンジンを実用化してしまう技術力こそアメリカの象徴なんでしょうね。
帝国戦争博物館ダックスフォードにて 2009年7月撮影
水平尾翼が取り付けられました。
帝国戦争博物館ダックスフォードにて 2010年7月撮影
翌年には主翼が取り付けられています。
P-47G 42-25068 WZ☆D Snafu
帝国戦争博物館ダックスフォードにて 2013年7月撮影
そしてオーバーホール完了、と進んだと思いますが、
当該機とオーバーホール機の関係を示す物は見つけられませんでした。
当該機はダックフォードの「ザ・ファイター・コレクション」
所有のP-47G。Snafuは第二次世界大戦中のスラング
「Situation Normal All Fucked Up」の頭文字を取った物。
「状況はいつもめちゃくちゃ」の訳になるそうです。
(おまけ)
P-47D 42-8205
航空博物館(シアトル)にて 2009年10月撮影
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