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T-62とチーフテンが登場するディオラマ

  by Takafumi



 T-62とチーフテンを使用し、東西冷戦時代を題材にしたディオラマを製作しました。



 ディオラマは西ドイツに駐留していたイギリス軍が、アメリカ軍が所有するT-62に遭遇した場面です。見慣れないソ連戦車を、歩兵達や戦車長が眺めています。ディオラマで扱っている時代が1970年代半ば以降ですので、初期型のチーフテンではなくMk.5以降の型が登場するべきでしょうが、好みで作例のような形となりました。



 戦車兵達はキットに付属しているものをほとんどそのまま使用。T-62を囲んでいる兵士達はタミヤの「イギリス・野戦救急兵セット」を使用しています。腕の部品をキット内で交換したり、同社の「ソビエト戦車兵 小休止セット」の部品を使用して、ポーズを変更しています。



 ディオラマベースは 、A3サイズの写真用パネルの周囲に枠となる木材を貼りつけます。地面に高低があるので、やはり木材で立ち上がりを作りました。パネルの裏側にも、補強として木材を貼り付けます。枠と立ち上がりに木目シートを貼り、地面の下地に発泡スチロールの板を木工用ボンドで重ねて貼り付け、おおまかな地形を作ります。発泡スチロールで作った地形に木工用ボンドを塗り、石膏で地面を作り、細かくすり潰した鹿沼土を所々に撒きます。車輌が通る箇所は 石粉ねんどで地面を作り、車輌を押し付け、轍を作ります。地面の塗装にはポスターカラーを使用しています。草は麻ひもをほぐしたものです。


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