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特集 ジェット戦闘機

   カナダ空軍 複座防空戦闘機
マクダネル CF-101B ブードゥー(モノグラム1/48)

  by nananiya72

 カナダ空軍で防空戦闘機として、長く使われていた複座型のブードゥーです。



同様に米空軍州兵でもF-106とともに防空の任についていました。
自動、半自動防空システムの範囲外のような空域では2名乗機のアイボールセンサー4個搭載の複座機は都合がよかったようです。





ブードゥーは元々、アメリカ戦略爆撃機の長距離護衛のための制空戦闘機として計画されましたが、いざ飛ばしてみると固有の悪癖が災いして、戦闘機としては短命でした。



ロールを2回うつと、墜落するとか・・・・・不合格ですよね・・・・
空軍の戦略的変化等を受けて、戦闘機としてよりは時代の要請もあってか、偵察機として広く使われており、F-105 とともに被害も大きい機材だったようです。





邀撃機としてはF-106同様に核弾頭のジーニミサイルの搭載機のため、ある意味現在にいたるまでも最強の防空戦闘機ということになるようです。





幼い頃のよく晴れた冬のある日、スキー遊びで派手に転倒して見上げた空を、手の届きそうな低空で轟音を残して飛び去った銀色のごついジェット機は今から思うと三沢のブードゥーだった。。。
ドーンという衝撃波や、曲線を描く数条のコントレールなど、冬の日本海上空は戦場だったのでしょうか・・・・

主翼が赤いほうの銀塗装ブードゥーは、買った当時のキットデカールを使っていますので、ケッコウ手強かったですが、最近苦労しているハセガワデカールに比べたら倍ほどの年数が立っているはずの、デカールでもそれなりに貼れてしまうというのは、何かが違うんですね。

もしかしたら、ハセガワはデカールのノウハウをちゃんと学ばないまま80周年を迎えたのでしょうか・・・・・



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