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F-4C（ハセガワ1/72）

　 by 入江健次

　先月に引き続きベトナム戦から、ハセガワ72のF-4Cを作りました。72では新キットがファインモールドから出てきましたが、沢山ある在庫を作っていかないと買えません

　　F-4は子供の頃からとても好きで、何度か作った記憶があります。そういえば、ちょうどベトナム戦争が終わりの頃、私が小学生の時に図書室で見た本に、ファントムによるミグ撃墜法という図解入りの解説がありました。本の名前は覚えていないのですが。

　　今回は素組みですが、あっという間に形になります。手を加えたのはシートベルトをプラペーパーで追加した事ぐらいです。とても組み易い良いキットです。あえていうと、脚の固定が不安定な事がこのキットの弱点でしょうか。（ハセガワAP帯の零戦も同じですね。）

　　工数のほとんどは塗装でした。米空軍機のベトナム迷彩は、色味の調整、4色のバランス、境界のボケ足の具合とか難しいと思います。今回はエアブラシでやりましたが、筆の方がうまくいくかもしれません。また、固体でパターンがまちまちで現地の作業と思われますので作りたい機体の写真をWEBで探しました。実戦部隊感が表現できていればと思います。

　選んだ機体はタイのウボン基地にいた一機で、機首の赤いバンドがおしゃれなこの部隊にしました。テールレターは手書きですが少し大きくなってしまった様です。

　ミグ21をサイドワインダーで落とした、ミグキラーです。ボーロ―作戦には参加したのでしょうか？

　最後にスパローとサイドワインダーをハセガワの武装セットから持ってきましたが、やはり、ミサイル一機分ぐらいはキットに入れておいて欲しいです。

　やっと完成したら、ハセガワのファントムも大変格好良く、私には十分満足です。先月作らせていただいたミグ17に比べると、ゴージャスで、デカいという印象です。でも、ファインモールドも作ってみたいと思いますけど。

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