Home  >Bf109K-4 第52戦闘航空団第1飛行隊エーリッヒ・ハルトマン少佐 チェコスロバキア1945年5月8日(ハセガワ 1/48)>特集 エース塗装>2022年2月号

特集 エース塗装

Bf109K-4 第52戦闘航空団第1飛行隊エーリッヒ・ハルトマン少佐 チェコスロバキア1945年5月8日
 (ハセガワ 1/48)

  by 寿



・総撃墜数352機と言われているドイツのスーパーエース(ドイツ風に言うならエクスペルテか?)ハルトマンの機体です。15、6年ほど前だったならハルヒマンとか言ってネタに出来たかもですが流石に古すぎる上に今言ったところでだ~れも見向きもしないし、そもそも知っている子が居るのかしらんってな勢いですね。時の流れというのは無情じゃのう。
 ま、そんなコトはどーでもいいや。



 特集がエース塗装ってコトでテッパンのメッサー、しかも更に超有名なハルトマンの機体ってコトで投稿されていらっしゃる他の方とダブっている可能性が極めて高いわけですが敢えて出品というこの無謀さよ。まぁ軽~く見てやって下さい。こーゆー塗り方もあるんだな程度でw 



 ちなみにハルトマンはその技量と機首に描かれたブラックチューリップのため敵のパイロットからは「黒い悪魔」と呼ばれていたそうです。一撃離脱を基本とし絶対外さない距離まで近づいてから射撃、時には自分が撃った敵機の破片が自機に当たることもあったとか。なんちゅう肉薄。相手だって全身全霊をかけて操作してるんだろうしどんだけの腕前なのよと思いますが其処がエースのエースたる所以なのでしょうねぇ。しかも大戦最末期虜囚となり生き延びて解放後にようやく帰国出来たのですから精神的にもタフな御仁であったのでしょう。敬服します。 



 それはそれとして。
 知人の中に「エーリッヒ」とあだ名されるお方がいらっしゃいます。その御仁は「ええーこれ作っちゃったの」的なウルトラ高額なキット(或いはびっくりするくらい稀少なヤツ)を平然と手に掛け「アレをコレ」的なイキオイで次から次へとやっつけちゃうお人なのであります。その有様まさに撃墜王。わたくしもそこそこ作っているという自負はあるのですが到底かないません。マイリマシタであります。ある意味モデラーとして至極正しい姿ではあるのでしょう。敬服します、いろんな意味で。
 いや~世の中いろんなお方がいらっしゃってオモシロイ。これだからモデラー辞められないんですよね。



製作の詳細

(写真1)下面色を塗った後に上面の迷彩を筆塗り指定色でだーっとやっつけてモールド部分を茶褐色で塗るといういつもの寿仕様。説明不要以下同文って感じですけど時折「どーやってるの」って言われちゃうので忘れた頃にこうやって繰り返し書いちゃう訳ですわ。単純に説明不足って感じがしないでもないですけれど。



(写真2) 迷彩部分を一段明るめの色でオーバースプレーした後にインシグニアを塗るべくマスキング。「最初にソコ塗ってマスキングした方が手間少ないぢゃん」とかよく言われるけれどベースに白系統の明るい色を塗るのはちょっと。その辺りは趣味の問題とお心得下さい。テープの隙間から上塗りの濃い色が明るい色に染みこんでくるのもイヤだしね。
 ちなみにラップでぐるぐる巻きにしてるのはマスキングの一環で「ラップダイエット」を目論んでいる訳では無いのです、決して。以前そんな失礼なコトを言われちゃったし一応念のため。



(写真3) マスキングを剥ぎ取ればいきなり完成間際になっているけれどこれもで色々と紆余曲折はあったのよ。特に機種の胴体銃溝部分への塗り分けとか。ほんじゃソコも写真撮っとけって話なんだけれど模型ってイキオイも大切だと思うんですよね。うん、とっても大切。そんな訳で、その、察して下さい。(そこ、またソレかとか言わない!)



(写真4) デカール貼ってトップコート吹いて手直し部分のリタッチ済ませたら完成。うーん素晴らしい。自画自賛なれど完成品が仕上がるのは嬉しいわな。ハルトマンが最後に乗ったのがこのK4と言われてますが実際にスコアの大半はG型で上げてるのでむしろ作りたかったのはそっちの方なんだよね。でも手元にあったキットとデカールがコレしか無くって残念無念のラムネの瓶。G型は次回のお楽しみってことでw(何時になるかは分からないけれど・・・・)







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Vol.162  2022February.     www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /
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