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誌上個展

F-4EJ改 スーパーファントム (ハセガワ 1/72)

  by 老人とプラモ



 昨年11月の、第一特集「F4ファントム」の際に応募締め切りを忘れていたネタです。
F-4EJファントムは1972年から航空自衛隊に配備され、2021年のF-4EJ改の退役まで(個体は違うでしょうが)約50年も使われ続けた戦闘機というのはオドロキですね。 


 使用キットは限定版の「戦競1998 三沢」でしたがデカールの選択では通常の塗装の440号機を選びました。この440号機もF-4ファンの間では有名なヒコーキ(世界最終生産のF-4で1981年就役、2020年12月に最終飛行という記録的な永年勤続39年!)です。 



 ハセガワの1/72(新版)キットはインテーク周りの合わせが悪い、と先人諸兄の製作記にありましたので、主翼下面の胴体も含めて慎重な仮組と接合面の削り合わせが必要でした(早い話、ヤスリで削って磨く)。機首左右の小孔を少し彫り込んだ程度で ほぼ素直に組み立てることができました(主脚が少し内側に傾きましたが)。



   F-4は、つい最近まで現用機であったので 機体にはあちこち細かいコーション表示が多く、この状態で写真やビデオなどで見慣れてしまっているので 細かいデカールも むやみに省略できません。また440号機の場合は何度もの塗り直しと退色が合わさっており 塗装の際は色ムラで表現を試みました。





 プラモ界で形が知れ渡っている機種は 難しいですね。


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