R.A.F SE5a （1/32フルスクラッチ紙模型）

　　by TOSHI

WW1時の英国戦闘機「SE5a」の1/32紙模型2機を厚手のコピー用紙を主な材料に作りました。
WNWのHPを参考にしていますが、かなりの部分を想像で作っていますので正確性は？です。
WNWのキットの精密性には到底及びませんが紙ならではの表現を目指しています。

保管場所の制約から胴体のみをモデル化しました。右は搭載されたイスパノ200Hpエンジンの1/12モデルです。
1/32の機体と1/2のエンジンのペアでシリーズ化していきます。

1/32の骨格模型も同時に作りました。いつもは胴体の前半部をスケルトンにしていましたが今回は全体の内部が見えるように作っています。
木製のフレームを張り線で支える当時の標準的な構造ですが、同時期のフォッカー機が鋼管溶接を採用していることを考えると保守的ですね。

張り線は表面をボンドで固めた木綿糸です。

これまで竹串を削っていた主脚柱や翼支柱もステンレス針金を芯にしてコピー用紙を積層して作りました。
ボンド層のおかげで柔らかい紙も削り出しできる程度に剛性がアップします。

これで1/32の胴体模型6機が完成しました。
WNWのHPを参考にして1/32紙模型のシリーズを充実させていきたいと思っています。

　　Home>R.A.F SE5a （1/32フルスクラッチ紙模型）＜フルスクラッチビルド＆ソリッドモデル＜2022年6月号

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