Home  >フェアリー ソードフィッシュMk.Ⅲ(クーパラティヴァ1/72+マッチボックス1/72)< 誌上個展<2022年7月号

誌上個展

フェアリー ソードフィッシュMk.Ⅲ 
(クーパラティヴァ1/72+マッチボックス1/72)

  by Nobunaga

キメラな「めかじき」料理のお味は如何?



切った貼ったの大立ち回りの記
 アップグレードキット付きのクーパラティヴァMk.ⅢもエアフィックスのソードフィッシュMk.1と平行して作ろうかと箱を開けると古色蒼然、あまりの違いに時代の流れは受け止めるとしても作る気が蒸発してしまいました。主翼の羽布張り表現はまるで洗濯板!(若い人分かるかな)支柱は太くバリが張っている。こりゃだめだと押し入れにしまおうとしたら「お願い。作って作って!」とか細い声が箱の中から聞こえるではないか。しゃあないダメ元で作ってみるかと気を取り直してさて洗濯板をどうするか。やすって均すか、上翼、下翼4枚、しかも裏と表の作業はちょっとキツい。そうだもう一つキットを買えば良いなと考えるもそれではこのクーパラは何のためにあるのだと頭が空回り。そこで某オークションを見るとマッチのソードフィッシュが安価で出ている。マッチの羽布張り表現は悪く無いはずと早速入札、手に入れました。
 クーとマッチのいいとこ取り。胴体はクー、主翼はマッチ。水平尾翼はクー、垂直尾翼はマッチ。エンジンはクー。吸排気管がないぞとエンジン後ろの吸気管はマッチから排気管はカウリング内側にプラロッドを貼り付け。胴体が物足りないなとこともあろうに0.3ミリプラロッドを貼り付けパテを盛ってやすってやすって胴体も羽布張りとしました。
 クーのパーツは全体に太めなので支柱類はひたすらカンナ掛け。カンナが終ったら3種のペーパーで均して折れたら自作してと手間のかかること。張り線は0.2ミリのピアノ線。切りそろえて微調整を繰り返す。チェコ製品のデカールは高品質なので安心していたらこのデカールは薄くて透けて切れ易くがっかりです。
 MkⅢの塗装は真っ黒!多少の傷は見えないぞと大胆に切っては貼って切っては貼って、パテを塗込め無理やりの作業。何とか形になったかな。
 最後にマッチのロケット弾を取付けて不十分ながらも完成としました。












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