Home  > ブリストル ボーファイター Mk.VI (タミヤ 1/48)> 誌上個展>2022年7月号

誌上個展

ブリストル ボーファイター Mk.VI (タミヤ 1/48)

  by 老人とプラモ

 ボーファイターは、1930年代中頃に列強各国で関心の高まった双発の長距離侵攻・重戦闘機の企画の一つ。他の類似企画と同様に 当初思惑の用途は実現せず、しかし頑丈な機体と搭載可能重量の大きさが 重武装の攻撃機・レーダ搭載の夜間戦闘機として見込まれ、1940年後半には実戦配備されました。

 キットの塗装は 1942年中ごろにマルタ島を拠点として地中海での制空・制海に活躍した272飛行隊です。



1600hpのハーキュリーズエンジンに組み合わされた大きなプロペラ。



プロペラ軸は主翼中心面とほぼ同じ高さで、ナセルストールが心配な配置ですが 水平尾翼の上向きの取り付けはその対策の一つでしょうか。開発途中に導入された大型のプロペラの所為で適切なレイアウトが崩れてしまったのを 他の部分の対策で凌いだような印象です。真横から見ると側下方の視界の悪さが判ります。



武装は20 mm 機関砲 4門(胴体下)、7.7 mm機関銃 7丁(左翼 2丁、右翼 4丁、旋回 1丁)、翼下にロケット弾 8発 という重武装。



胴体の右後部にソケットを設けて電源を供給し、ナセル内臓のモーターを回すと 双発ならではの迫力です。



斜め上から見ると 双腕ガッツポーズで空飛ぶヘラクレス。




  Home> ブリストル ボーファイター Mk.VI (タミヤ 1/48)> 誌上個展>2022年7月号
Vol.167  2022 July    www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /
 editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず  リンクフリー
「webモデラーズ について」 「広告のご出稿について」

プラモデル誌上個展

TOTAL PAGE