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(Photo) ブッシュマスター
by コルディッツ
博物館実機写真
ブッシュマスターはタレス・オーストラリア社が製造する四輪駆動の装輪装甲車です。軽装甲、軽武装で兵員の防護輸送や哨戒を主任務とし、オーストラリアの多様な自然環境(砂漠、高山、熱帯雨等)への適性を要求され、過酷なトライアルを経て1999年にオーストラリア陸軍と空軍で採用されます。東ティモール紛争、 イラク戦争、アフガニスタン紛争に参加し、実戦で地雷やIED(即席爆発装置)に強い耐性と高い機動性を実証しました。
ネーデルランド、イギリスでも採用され、日本も海外での法人救出作戦を想定し、陸上自衛隊に8輌配属されています。
※ 本稿は博物館の標示、Website「戦車研究室」、「乗り物ニュース」(月刊PANZER編集部)、Wikipediaを参照しました。
Bushmaster Protected Mobility Vehicle
戦争記念館(キャンベラ)にて 2018年4月撮影
エンジンはキャタピラー社製 3126ATAAC直列6気筒液冷ターボ
チャージド・ディーゼル(300hp)。最大速度100km/h、航続距離
800km、全備重量15.0t、全長7.18m、全幅2.48m、全高2.65m。
C-130での空輸が可能です。
車体底部は対地雷用に爆風を逸らすV字型になっていますが、
それが分かるように撮影は出来ませんでした。残念です。
装甲は7.62mm弾に対する耐弾性を持ちます。乗員は操縦士1名
と完全武装の兵士9名の10名(別説あり)。オーストラリア軍の
要求は、完全武装の兵士9名とその装備品を載せて、3日間行動が
できることでした。
乗車と降車は後面のドアから行いますが、車体上面に5カ所の
ハッチがあります。
車内は見られませんでしたが、居住性を考慮し、ベンチシート
ではなく、1名1名独立したシートとの事です。
オーストラリアは右ハンドル。前方ハッチに5.56mm又は7.62mm
機関銃を設置しています。陸上自衛隊のブッシュマスターは5.56
mm機関銃装備のようです。
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