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誌上個展

ロワールーニューポールLN411(アズール1/48)

  by Nobunaga



どの国の逆ガル翼機も魅力がありますね。特にヴォートF4Uコルセアはみんな大好きです。キットも無数にあります。ユンカースJu87も然り、日本でも愛知「流星」は精悍さで1度は作りたい機体です。
フランスではボケたような機体が多い中このLN411の逆ガル機は異彩を放っています。一見して強そうでドイツ軍進撃に歯止めをかけるかと思いきや出撃した全機がやられると言う体たらく。それもそのはず7.5ミリ機銃2丁と軸内20ミリ機関砲の重武装の上に225Kgの爆弾を吊るしていてエンジン出力はたったの690馬力!パイロットの技量以前の問題ですね。
爆弾は何処に吊るすのか実機写真を見ても分かりません。プロペラ圏外投下式なのかラックを付けてるのか作例もいろいろです。スタンレーさんのボックスアートにも何も描いてません。ダイブブレーキを兼ねた降着装置も何やら複雑です。低馬力の割には凝った作りでいかにもフランス機らしいですね。


この機体は赤蛇の目に白枠と白線を入れたヴィシー政府軍機


フランス機の迷彩は使う色こそ決まっているけどパターンは機体ごとに違っています。雲形迷彩はエアブラシのフリーハンドでは難しいので型紙で吹いてから周囲を細吹きでぼかしを入れてます。


主脚カバーは急降下時にフラップと併せてダイブブレーキになります。


フラップのリブはちょっと不揃いになってしまいました。


パネルラインは彫り直してメリハリを付けました。

参考資料:レプリック誌1999年No.92、MMPBooks「FRENCH BOMBERS of wwⅡ」その他ネットによる実機写真、作例等


続いて
写真撮り直し言い訳の弁
 9月号に掲載してもらったグレンマーチン167の写真はパソコン故障でいつもの画像ソフトが使えず(露出とシャープさと色温度をいじるだけですが)プレビューからの加工でひどい写真になりました。おまけにグレンが出来上がったばかりで主脚が固まっていなくてタイヤが曲がってるのに気づかず撮影して後から気づいたけれどそのまま送ってしまいました。今度は前よりか幾らかマシな写真が出来たのでご覧下さい。










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