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(Photo) パンター戦車 in ボービントン
by コルディッツ
博物館実機写真
1942年に採用テストを受けた戦車の中で、最高の傑作はパンター戦車だと思います。傾斜装甲を採用した強靱な防御力、70口径75mm砲搭載の強力な武装、保守整備は想像するだけで頭痛がしますが、二重転輪として接地圧を軽減し、優秀な不整地走行性を持つ等々の圧倒的な技術的優位は、連合軍を震撼させ、戦後の戦車開発の基準にもなったと思います。
またプラモデルに於いても、タミヤの最初の戦車模型がパンサー(当時の表記)だった事から分かるように、高い人気を誇ります。
人気者に僻む私ですら、パンターの模型は作ったことがあり、この人気は不滅ではないかと思えます。その人気者の生誕80周年を祝して、見慣れている方が多いとは存じますが、パンター戦車をご紹介させて頂きます。
※ 本稿は博物館の標示、「世界の戦車」(コスミック出版)、
「万有ガイド 戦車」(小学館)、Wikipediaを参照しました。
Panzerkampfwagen V Panter Ausf.G
戦車博物館(ボービントン)にて 1996年4月撮影
私が初めて見たパンターで、感激で涙が出そうになりました。
その後に拝観するボービントン展示のパンターは、全然違う塗装で、かなりユニークなので、同じ車輌なのか悩みます。しかし資料にボービントンは1輌在籍としかないので、衣替えしただけと自分に言い聞かせています。
以下は2010年7月撮影
クリーニングロッドケースに注目しました。
以下は2019年9月撮影
この頃は潰れた消炎排気管に注目していました。
通常の排気管は以下の様になりますが、バリエーションがある
ようですね。
Panzerkampfwagen V Panter Ausf.A 256
戦車博物館(ソミュール)にて 2016年8月撮影
この車輌は動態保存ですが、未だ動いているパンターを見たことがないのが残念です。
Panzerbefehlswagen Panther Ausf,A(Sd.kfz.267) H01
ドイツ戦車博物館(ムンスター)にて 2012年11月撮影
この車輌も動態保存です。パンターの特殊車輌番号はSd.Kfz.171ですが、指揮戦車はSd.kfz.267になっています。
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