Home  > ユンカースJu52(エレール1/72)> 特集 ドイツ機>2022年11月号

特集 ドイツ機

 ユンカースJu52(エレール1/72)

  by 入江健次



 小学生の頃にテレビで見た戦争映画「荒鷲の要塞」のオープニングシーンのJu52は強烈な記憶で残っています。タイトル音楽をバックにアルプスの山の間をぬって飛んでいく冬季迷彩のユンカースは、カモフラージュの有効性を感じたのと、純粋にとても恰好が良かったのです。実際、このシーンが好きな人は沢山いるみたいで、Youtubeにも上がっていて、古い戦争映画の名シーンなのでしょうね。



実機のユンカースJu52はドイツ軍で最も有名な輸送機ですね。今でも稼働機があるみたいで、ミルカチョコレートの宣伝塗装もありましたね。時計のブランドにもなってますね。
日本でも二式大艇とか稼働だったらすごいのにとか思いませんか。



このエレールの1/72のキットはだいぶ前に買ったのですが、いつかは完成させたいと思っていました。今回、ドイツ機特集という事で慌てて作った次第です。
エレールのキットは大好きで、F86とかBf109K、バンパイア、シュトルヒなど今でもストックを欠かせません。しかし、このJu52は苦労しました。接着箇所など不明確で部品番号が違っていたりして形にするのが大変でした。胴体と翼の合わせにもパテを沢山使用しました。



基本的には苦労したキットですのでストレート組ですが、やはり、映画の影響で落下傘部隊用に機内に座席をつけたり、通信手のテーブルをつけたりしました。これらもネットで資料が探せて、いい時代ですね。せっかく、機内も作ったので天井が外れるようにしてみました。



  最大の難関は塗装でした。やっぱり、「荒鷲の要塞」の刷り込みで冬季迷彩にしました。映画の機体のコピー塗装も検討したのですが、ネットで見るとやってる人も多く、メーカー指定の塗装で完成させました。雰囲気の良い冬季迷彩にしたいと頑張ったのですが、描いていたイメージどうりに行かないのは毎度の事で、



  やはり慌てて作るのは駄目ですね。また、風防の形が悪いとか聞いたことがありますけどイタレリあたりでリベンジしたいです。
完成したら、ちょっと大きく、どこに置いておくのか悩みます。アメリカ映画の子供部屋みたく天井からぶらさげたらどうでしょうか。


  Home>ユンカースJu52(エレール1/72)> 特集 ドイツ機>2022年11月号
Vol.171 2022 November.   www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /  
         editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず  リンクフリー
「webモデラーズ について」 「広告のご出稿について」

プラモデル模型製作特集1

TOTAL PAGE