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1939 JAGUAR SS100 (グンゼ 1/16)
by 田口博通 Hiromichi Taguchi
今回製作したのは数年前に入手したグンゼ産業版の1/16 ジャガーSS100 (1939年型)です。ご存じのように日本での発売元が学研からグンゼ産業に移ったキットで、アカデミー/ミニクラフト版も輸入されて発売されていました。いずれも絶版ですが、ヤフオクには適価で時折 出品されているようです。
グンゼ版の箱絵
キットは接着箇所がアバウトではありますが、丁寧に作れば、それなりになる佳作キットでした。
(製作)
基本的に素組です。シャーシーから組んで行きますが、1/16という大スケールなので、シャーシーもきちんと再現されているようです。つやあり黒で塗りました。
エンジンは配線をすればそれなりの仕上がりに。本体はグリーン、ギアボックスはタミヤのメタリックグレーを使ってみました。
エンジンのシャーシーへの取付位置がちょっとラフなので、補強を入れながらしっかりと固定しておきました。
ボディは赤の成型色でしたが、車体色をグリーンとしたかったので、きちんとサフェーサーで下塗りしておきます。
その後、Mrカラーのグリーンを吹付塗装しましたがちょっと明るかったかも。
このMrカラーのグリーンは 21世紀になり、透け防止のためにホワイトが混じった明るいグリーンに変わってしまいました。ジャガーのブリティッシュグリーンはもう少し暗いグリーンなので、以前のMrカラーの透明感のあるグリーンの方が塗り重ねるとどんどん暗くなっていくグリーンでイメージにしっくりと合います。
部品の成型色はレッド。
サフェーサーを表面と裏面にしっかりと下塗。
Mrカラーのグリーンを塗装。
その後、軽くクリアーを吹いて、実車用のカルバナワックスで磨いてボディは完成です。
コクピットサイドは、革張りのため、100均一で買ったフェイク革を貼ってみました。
(完成)
ヘッドライトやラジエーターグリルなどのメッキ部品のランナー痕はハセガワのミラーフィニッシュを貼って丁寧に修正しました。大型モデルの強味で完成すると、それなりの精密感が醸し出され押し出し感は充分です。
ボンネットには金属製の蝶番がついているので、開けて飾ることもできます。こういうギミックがあるカーキットは大変楽しいですね。
トミーのマルチマテリアルキット1/32ジャガーSS100と並べてみました。2つのキットは1/16と1/32でちょうど2倍違いますが、プロポーションが揃っているのには驚きでした。
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