Home  > AU-1 コルセア(ハセガワ 1/48)>プラモデルの製作>2023年4月号


AU-1 コルセア(ハセガワ 1/48)

  by ヒサマロ



 どうもヒサマロです。今回は米海軍コルセアの最終量産型AU-1コルセアを作ってみました。F4UからAUに変更されたのは攻撃機に特化されたからだそうです。昔からガルグレーと白のコルセアをいつか作りたいなとハセガワからこのキットが発売されたときにすぐに購入したのですが今回やっと実現できました。それでは早速組み立てに入ります。



 まずはコクピットからですが、説明書では床板と前後のバルクヘッドを先に接着する指定ですが、胴体へ組み込むときの調整が難しそうでしたので私は前後のバルクヘッドを先に左側胴体へ接着しました。床板に操縦桿、シート、計器盤を接着後胴体につけてあるバルクヘッドへ接着するとズレが生じることなく組み込めました。左右の胴体接着前にアンテナ部分の穴をあけるよう指定がありますが、指定されている胴体前部左右の穴あけは5N型の消炎用フィンを取り付けるためのものなので開けないでください。



 左右の胴体を接着します。キャノピー後部のところに少し段差が出るので整形しました。主翼はパイロン用の穴あけを左右5箇所ずつ行います。主脚庫N19とN20は左右逆の指定になっているので気をつけてください。脚庫部分をホワイトに塗ったら上下の主翼を接着します。エアインレット部分は別部品になっているので少々隙間が生じましたが、溶きパテで処理しました。



 エンジンを指定通りに組み立てますが塗装の便を考えてまだ接着しないでおきます。カウルフラップの基部に排気管を接着するよう指定がありますが位置が分かりづらかったので胴体側へ直接接着しました。カウルフラップを胴体側へ接着後エンジンとカウリングを接着します。カウリング上部に隙間が生じますのでここも溶きパテで処理しました。



 主翼下面にパイロンを12個取り付け、フラップを組み付けます。胴体と主翼の合いは少しだけ隙間ができましたのでここも溶きパテで処理しました。。照準器を接着後キャノピーを慎重に取り付けます。キャノピーは頭頂部にパーティングラインが入っているのでサンドペーパーで削除したあとコンパウンドで透明度を回復させました。これで基本形は出来上がりですので全体塗装に入ります。



 いつものようにMrカラーで筆塗りで仕上げました。ガルグレーは315番、白は69番使用しました。説明書ではラダーを白く塗るように指定されていますが実機写真を参照したところガルグレーですのでそのようにします。ドロップタンクは304番オリーブドラブを使用しました。最後に墨入れ用ブラックで軽くウォッシングして終了です。



  デカールは20年以上経過しているのでフィルムリキッドを塗って使用できるようにしました。パステルなどを使用して排気の汚れやオイルの漏れなどを適当に描き込んでおきます。事前に組み立て・塗装が終了した脚関係、プロペラ、アンテナ、ドロップタンクを接着したらこれにて完成です。今回は爆弾やロケット弾などのウェポン類は搭載しませんでした。 



  このハセガワのキットは変に凝ったところもなく大変楽に製作できました。一部説明書に難がありましたが、全体としてはとても良いキットだと思いました。ではまた。 


  Home>AU-1 コルセア(ハセガワ 1/48)>プラモデルの製作>2023年4月号
Vol.176 2023 April.   www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /  
           editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず  リンクフリー
「webモデラーズ について」 「広告のご出稿について」
 

プラモデル模型製作記事

TOTAL PAGE