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ブラバムBT46アルファロメオ (タミヤ 1/20)

　　by Ｅ．Ｈ．ＮＯＢＵ

　皆様、コンニチハ E.H.NOBUです♪
Webmodelers 6月号第３特集”アルファロメオ”用に
「タミヤ1/20ブラバムBT46アルファロメオ」を製作いたしましたのでご紹介いたします。

「タミヤ1/20ブラバムBT46アルファロメオ」

　イマイチ実車の魅力が伝わらないパッとしないＢＯＸアートですが
ブラバムBT46唯一のキットなので
フジミのキットと合わせてとてもありがたい存在です。

実車はグランドエフェクトカーの流れにのまれ
苦戦したようですがご存知ファンカーBT46Bで一矢報います。
もしもこの年好成績を残していたなら
タミヤから1/12ビッグスケールで発売されていたかと思うと
残念なくらい美しくカッコいいマシンです(^▽^)
1/12のアルファロメオ水平対向12気筒エンジン見たかったなぁ・・・
そんな「タミヤ1/20ブラバムBT46」を今回作ってみます。

資料はインターネットとこちら↓

この本を見て先ずは何時のレース仕様にするか検討します。
モナコグランプリ仕様にしようかと作り始めたのですが
資料を良く見るとタミヤのキットはどうやら
「アメリカ西グランプリ」で取材したようで
以降のレースでカウルのあちらこちらに増えた穴がありませんし
エンジンの上面に追加されたラジエーターもありません。
危ないところでした(;^ω^)
なので今回は「アメリカ西グランプリ」出走時にしたいと思います。

カッコいいストライプは細すぎて塗装できないのでデカールを使う予定です。
とは言え大判デカールをそのままでは上手く貼れそうもないのでカウルを塗り分けます。
方法はデカールをコピーして切り抜きカウルにテープでとめて塗り分けラインを決めまました↓

塗料は赤色がＭｒ.カラーのGX3ハーマンレッド。
青色はＭｒ.カラーの#326サンダーバーズブルーがピッタリです。
そしてカウル後部上面にある斜めの彫刻はエアクリーナーエレメントですので
艶消しホワイトに塗っておきます↓

デカールの貼り付けです。
先ずはストライプを貼りますが
最初に「parmalat」を貼って
次にストライプ、最後にⅤ字部分の順番に貼ります。

ストライプが貼れたらストライプから続くピンストライプです。
ピンストライプだけを切り取るとデカールが千切れるので
ピンストライプを含めて大きめにカミソリで切り取ります↓

ピンストライプが上手く繋がるようにデカールを貼り付けます。
デカールが足らなかったり、欠けたりした部分はデカール乾燥後に
Ｍｒ.カラー＃326サンダーバーズブルーで修正します。

資料本によりますと「アメリカ西グランプリ」出走時は
カウル各所のファスナーが地肌のままで　良いアクセントになっていますので
タミヤの1/20シートベルトＡセットに含まれるファスナーをクリアー掛けの前に付けておきます。

ホイールはタミヤらしい上品なメッキが施されていましたが
ゲート処理もありますしもう少し落ち着かせたいので
メッキをハイターで落としてＥＸシルバーで塗り直しました。
タイヤロゴは三菱ペイントマーカーをうすめ液で薄めたものを
流し込むと上手く塗れます↓

フロントバルクヘッド＆フロントウイングには
資料本を参考にして少しディテールを加えておきました↓

アルファロメオ製エンジンにも
資料本を参考にして少しディテールを加えておきました。
資料本を参考に少しパイピングを追加してあります。
フューエルパイプにはアドラーズネスト極細リード線を使い
オイルパイプには手芸用の銀糸を使いました。
そのジョイント部分には六角ロッド1.5ｍｍを使ってあります↓

シートベルトにはタミヤのシートベルトＡを使いました。
今回このシートベルトＡを初めて使いましたが
エッチングパーツをゲートから切り離す必要がないのですね！！
ステンレス製のエッチングパーツは非常に固いので切り離すことも
ゲート処理も大変なのでこの製品には驚きました。
流石タミヤですね！！

なのでシートベルト部分を丁寧にカミソリで切り抜き
説明書をよく見て組み立てるだけで
素晴らしいシートベルト＆コックピットが出来上がります↓

全てのパーツの取り付けが終わったので
「タミヤ1/20ブラバムBT46アルファロメオ」完成です(^_^)v

最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m

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