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特集 日本陸軍AFV 

九七式中戦車 チハ改 (フジミ1/76)

by  コルディッツ
博物館実機写真
 フジミ76の九七式中戦車がリリースされてから約半世紀。発売時に即購入して、今はもう出来ませんが、一晩で完成させ、このチハ改は76シリーズ初期の物より、再現性が高く、組み立て易いと感激したのを覚えています。その後は私の関心がWWⅡの欧米機に絞られたので、フジミさんキットに手を伸ばす機会はなかったのですが、2019年に八路軍が接収のチハ改「功臣号」を拝観し、無性にキットを作りたくなり、帰国するや否や家電店で2輌入りのキットを購入したものです。そして直ぐに1輌目を作り始めました
が、最初に作った高校生の頃と違い、視力と手先の巧緻性の劣化を実証しただけで、積みプラにしていました。
 そして今回、日本の大戦前の特集に遭遇させて頂き、この機会に積みプラ解消として、チハ改にリベンジしたものです。が…



 なぜか関東軍の車輌にしてしまいました。組み立てているうちに、原産地主義が頭の中に浮かび上がり、せめて再開第1作目は日本軍にしようよと思うようになり、また指定色の「枯草色」は初めての出会いだったので、試してみたくなったのです。八路軍にするなら、後で塗り直せば良いとする無精精神も健在で。



さらに私はフジミさんの迷彩の説明は分かりづらく、文中にも「枯草色一色の車両もあった様です」とあったのを良いことに、枯草色一色にする横着をしました。結果、出来は兎も角、帝国陸軍の戦車にしか見えず、結果良ければ、になったものです。   



 国共内戦時、国民党軍はアメリカ軍由来のオリーブドラブ塗装にしていたようですが、共産党軍は接収した日本軍塗装に八路軍のマークを加えただけと思っていましたが、違ったようで。    



キット作りは、リターンローラーを飛ばして1週間探したり、金色のカラーを切らしていたりと、ドタバタ続きでしたが、一見甘めなパーツながら、決めるべき処は決まるなど、現在のキットよりも精度の高い物があり、流石はフジミと見直しました。まだ フジミさんのキットは積んでいるので、愉しみです。
 かくて積み(罪)プラ1点、成仏できました。    


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