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Fw190A (レベル 1/72)

  by 加藤 寛之



 以前に友人からいただいたキット。本体は古いファイターシリーズと同じもので、パーツをランナーで囲んだり、新規パーツを追加したりした改修版で、これはドイツ・レベル製。改修版はデカールや塗装指定も更新してある・・・のだけれども、ファイターシリーズのキットそのものが今日の目でみるとキビシイものだし、新規追加パーツはシャープさに欠ける。
古いキットにはそれなりの楽しみ方がある。当時っぽさを再現して作るのもその一つ。当時を知る人で当時の資料を持っている人だけ可能なお楽しみだが、結構面白い。でも今回は何も考えずに「私のレベル製Fw190」を作ることにした。細かいことも大きなことも、自分の好みでやる。

 レベルのこのキットは、胴体がなんとなく細い。それに合わせて風防パーツは高さ不足。そこで、風防の前方と後方可動部を切り離し、後部可動部の下にプラ板で台座を貼って高さをかせぎ、不整合は開いた状態にしてごまかした。もちろん、細かいことは無視する。もとからパーツがない椅子や計器盤などの追加工作をしない。つまり穴があるだけなのだが、言わなければ分からない。



  主脚柱は頭部を切り詰めて、ほんの少しだけ姿勢を低くした。タイヤの取り付け角度は、基部を削って改善。主脚の斜め支柱が省略されているので、熱で伸ばしたランナーを接着。実機に近づけるならば、これは角型断面の方がいいけれども、気にしない。ホントの目的はプラモデルとしての補強なので、丸でも四角でも、どうでも良いのだ。
主翼をはじめ、各翼端の形をガリガリ削って改善。面積不足に見えない程度でテキトウにやめる。垂直尾翼はアンテナ線取り付け部分まで削ることになるので、ついでに棒状に変えてみた。こっちの方が、私にはFw190っぽいのだ。型式? 気にしない。
ファイターシリーズ時代の後に追加になった翼下武装は、ロケット弾と連装機銃、タンクがあって、私はタンクにした。写真をみると何だか分からない棒が出ているのがあるので、面白いから熱で伸ばしたランナーを挿してみた。何かなんて調べないのが昔のプラモ作りだ。機銃やピトー管も、熱で伸ばしたランナー製。
主翼は左右一体で、上下2パーツの構成。おかげで上反角はしっかりしてイイけれども、中央に柱がなくてフカフカしてしまう。そこで、ランナー片で柱を入れる。もうひとつは、後部が薄すぎて胴体から窪んでしまうこと。これは上下翼の間にプラ板を入れて厚みをあわせ、フィレットは整形でごまかす。
胴体と主翼の接着、水平尾翼の取り付けなどは、この時代らしい整合程度。これは承知のうえで作っているので、難点とはいえない。
他にもチョコチョコっと小さな工作をしてある。



 塗装の指定色をみると、上側面が暗い灰色と緑灰色、下面は明るい青色。私は昔、その文字の通りに混色して塗っていた。そこで、そのあたりにある色をテキトウに選んで塗ってみた。塗り方に何とも疑問があったので、故に「私的なFw190の塗り方」にする。細部もテキトウに塗る。デカールはキットのものを、何も考えずに貼る。スワスチカは他キットの余りデカールで、テキトウに貼った。プラモデルは自分がよければ、それでいいのだ。
結果は自分の好みにあっていることもあって、とてもイイカンジに見える。
最後に光沢スプレーをプ~~~~~として、おしまいだ。

 無事に完成。手を入れすぎたようだ。繊細というのか猛烈なのかの表面処理が面白いものの、全然、レベルのキットらしくない。でも、カッコいいから、まあいいや。どうせ数日すれで興味は他キットの工作に移るので、気にしない・気にしない。(注記:完成の翌々日、次のキットを開封した)



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