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特集 船

NAUTILUS from “the LEAGUE of EXTRAORDINARY GENTLEMAN” (WAVE 1/700)

by 五六式(TYPE-56)


 映画”the LEAGUE of EXTRAORDINARY GENTLEMAN”(2003 邦題”リーグ オブ レジェンド/時空を超えた戦い”。ショーン・コネリーとかが出てきます。)に登場するノーチラス号を作りました。実は,先月号の第3特集”SF・アニメの乗り物”のために製作を進めていたのですが,4月のうちに完成させるのを断念。引き続き作業を進めていたものです。SFものだけれど潜水艦だから船の特集に入れてもらってもいいですよね?

<実艦について>

 ネモ船長が自ら設計,建造した全長300mを超える万能潜水艦。太陽光発電によってチャージされた電気エネルギーを動力とし,世界中の海をリーグ オブ レジェンドのメンバーを乗せて駆け回る。武装は,艦首の衝角やVLSなどで現代の潜水艦にも劣らない攻撃力を誇る。

<キットについて>

 映画の公開後,2005年にウェーブから一度だけリリースされたものが唯一のインジェクションキットです。版権の関係からか,初版が出た後は,すぐに絶版となっています。

 完成全長44cmにも及ぶため,船体が前後に分割されてキット化されています。この事が,このキットに挑んだモデラー達を苦しめることになるとは誰に予想できたであろうか?

 組み立て説明図に載っていない部品がいくつかあります。これらは,完成させるために絶対使わなくてはならない部品2個と潜舵を折りたたんだ状態にするための部品2個と探査艇とそのスタンドの部品です。
 
<製作>

 部品は少ないながら,完成させるのに結構苦労します。

① 船体後部は,取水口関連の部品を組み込まないと形になりません。また,全体層に備えて取水口周りをマスキングしておかなければいけません。この取水口、スリットがあるのでマスキングが面倒です。

② 船体前部は,左右の部品を接着するだけ。この前部を後部の受け口に差し込めば,船体がほぼ完成・・・すると思ったら,そうはならないんだなぁ。船体前後の差し込み口の寸法が微妙に合っていないので前部を差し込むと,せっかく接着した後部の左右がぱかっと開いてしまいます。これに対処するために,前後の接合部を削り合わせてやらなければなりません。


③ さて,この船体前後の継ぎ目はかなり目立つのでゼリー状瞬間接着剤やパテを駆使して消してやらなければなりません。ここの処理に1週間くらいかかりました。この継ぎ目は,その後、塗装に取りかかる際になって,またうっすらと見えてきて心が折れかけました。


 ④ 写真で赤く印をつけたスクリュー周りの部品は,説明図に載っていませんがキットには,ついています。プラモ作りに慣れた人なら,何のことはないことですが,ここで製作が止まってしまう人もいるのではないでしょうか。


  また,スクリュー周りは,部品の精度があまり良くないので継ぎ目を消すのにずいぶん時間を費やしてしまいました。

⑤ 船体の色は,白に僅かに黄を加えるよう指定されています。ここは,タミヤスプレーのレーシングホワイトにうっすらとピュアホワイトをオースプレーしてそれらしき色を再現しました。これに,ラッカーのクリアを重ねて船体表面を保護しました。

⑥ 表面を保護したのは,船体各所の彫刻を塗装するときに,多少の汚れがついたり,はみ出しがあったりしても,コンパウンドで磨いてやれば容易に元の状態に戻すことができるからです。

<完成>


全体のイメージは,カットラス(海賊がよく使う剣)だそうです。



  苦労したスクリュー周りも何とか形になりました。


彫刻の部分は,面倒そうなので着手を先延ばしていたのですが,やってみると,案外イケるものです。

船窓は,墨入れせずに,小径ドリルで軽く掘り直しをしただけです。


白い船体は,すぐ汚れてしまうので保管に苦労しそうです。 


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