Home  >   震電 ゴジラ -1.0 劇中仕様 (ハセガワ 1/48)> 飛行機プラモデル製作>2024年6月号


震電 ゴジラ -1.0 劇中仕様 (ハセガワ 1/48)

  by E.H.NOBU

「ハセガワ 1/48 震電 ゴジラ-1.0 劇中仕様」


皆様こんにちはE.H.NOBUです♪
今回はアマゾンプライムビデオで解禁された「ゴジラ-1.0」を観て
インスパイアされたので「ハセガワ1/48 震電」を劇中仕様で作ります。

ハセガワから「ゴジラ-1.0」仕様のキットが発売されていますが
中身は前作のキットと何ら変わりませんので
今回は在庫から劇中仕様を作ります。

キットの劇中仕様への改修点は
①機首の30mm機関砲を下段の2門のみとする
②垂直尾翼下端にある補助輪を無くす
③座席を射出座席にする
④計器盤下部に爆弾の安全装置解除ハンドルを追加する
⑤アンテナ柱&アンテナ線あり
といったところでしょうか。

①機首の30mm機関砲を下段の2門のみとするからです
 これはルーターでキット左側のモールドされている
機関砲を削り取り弾道溝を各種ヤスリで仕上げておきます
機関砲は最後に取り付けます↓




③座席を射出座席にする
 これは大刀洗にある撮影に使われたレプリカ震電の画像や
気軽に視聴できるようになったアマゾンプライムビデオで
確認しながらプラ板やプラ材で作りました↓







劇中ではコックピットが暗く映っているので
機内色は#126で塗装しました。
前作同様燃料送油パイプをアルミ線で追加↓


④計器盤下部に爆弾の安全装置解除ハンドルを追加する。
プラ材で計器盤下部に追加↓


劇中でよく映るたすき掛けされたシートベルトは
エデュアルドのエッチングパーツで再現しました。
コックピット右側の射出レバーは送油ポンプレバーですね↓


左手にあるスロットルレバーはプラ材で追加
操縦桿は部品を無くしたので1mmのアルミ線で自作しました↓


劇中でも映るコックピット左側面にある
キャノピー開閉ハンドルは丸く切り抜いたプラ板で追加↓


計器フードにある明り取り穴は0.7mmのピンバイスと針ヤスリで開口しておきます↓


主脚柱には前作の反省から
主脚柱作動用ロッドの基部を切り離して
その基部を主脚柱に先に接着しておきます↓


トルクリンクは前作同様
三角形の肉抜き穴をあけてオレオ部分には
ミラーフィニッシュシートを貼っておきます↓


前脚も同様です↓


前脚の作動用アームの基部側にはピンバイスで二か所穴をあけて
シルバーに塗っておきます↓


主脚カバーですがこれも前作の反省から
強度をもたせるために主輪中央部もカバーに接着できるように
主脚カバー内側にプラパイプの輪切りを取り付けておきます↓


これにより主脚カバーは3点でしっかりと主脚柱に接着できます↓


真鍮パイプの組み合わせで作り直したピトー管と
真鍮帯板を削って作り直したアンテナ柱を
瞬間接着剤で機体に接着し
機体全体にサフェーサーを吹いて
日の丸やウォークウェイ
味方識別帯を塗装します。

吹き付けの際に発生したケラレ(ザラつき)は乾燥させる前に
うすめ液を吹いて溶かし
表面のザラつきを無くしておきます。

先を急いでマスキングすると
マスキングテープの跡が出来てしまいますので
ここはしっかり乾燥させないといけません。

完全に乾いたらマスキングします↓


下面のシルバーも含めて
上面も塗装剥がれを再現するために
機体全面をシルバーで塗装します↓


シルバーが乾いたら
下面をマスキングして
上面にシリコンバリアーを吹きます。


シリコンバリアーも乾いたら
上面色を吹き しっかりと乾燥させます。
完全に乾いたらマスキングをゆっくり丁寧に剝がします。
(乱暴に剥がすと周りの塗料が一緒にもっていかれるので注意)
次に爪楊枝でカリカリとエッジを中心に上面色を控えめに剝がします。
実機同様上塗りの塗料を剥がし下地を出すこの方法は
不自然にならずリアルに仕上がるのでオススメです↓


最終組み立てです。
あらためてアマゾンプライムで映像を確認したところ
コックピット内計器盤右下に取り付けた
爆弾の安全装置解除ハンドルの位置が間違っていましたので
計器盤左下の正しい位置に取り付け直しました↓


計器フードには四式射爆撃照準器がありますので
形状の似ているREVI 12D照準器を取り付けておきました↓
 

射出座席にあるドイツ語の銘板の文字は小さすぎて再現出来なかったので
白いシールのみ貼り付けてあります↓


キャノピーは当初は開状態にするつもりでしたが
キットのキャノピーはプラの厚みのせいで開状態に出来なかったので
仕方なく閉状態としました↓




今回主脚柱引き込み用シリンダー部は
インセクトピンで作り直しました↓


機首の30mm機関砲はキットのパーツを下段にのみ接着します↓


アンテナ柱にはアンテナ線を張って
前後の碍子部分はいつものように
UVレジンを盛りつけて塗装してあります↓


最後に左右の翼端灯を塗って完成です↓










最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m


  Home> 震電 ゴジラ -1.0 劇中仕様 (ハセガワ 1/48)> 飛行機プラモデル製作>2024年6月号
Vol.190 2024 June.   www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /  
           editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず  リンクフリー
「webモデラーズ について」 「広告のご出稿について」
 

プラモデル模型製作記事

TOTAL PAGE