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特集 艦載機

RA-5C ヴィジランテ (ハセガワ 1/72)

  by 老人とプラモ

 昔、行きつけの模型店のショーケースに飾ってあったレベル社のA-5ヴィジランテ。子供ながら 美しい機体に心を奪われました。実機は最高速M1.7で敵国に侵入し機体尾部から核爆弾を投下するという当時の最新鋭機。怖~い任務のヒコーキでしたが、首が長くてスマートな外観はオオハクチョウのような気品を感じます(全長:23.32m、運用重量 : 21,559kg)。
 空母発進の核攻撃機としての就役は1962年ですが、軍事技術の進歩や戦略の見直しによって、当初設定の任務は1964年までの短期間で終了。その持って生まれた高速、航続距離の長所を生かして偵察機に改修されたのがRA-5です。改修時の燃料タンク増設で胴体背中は少し膨らみましたが、まだ十分にたよやかに見えます。RA-5Cは偵察機としての最終型です。胴体下にカヌーと呼ばれる張り出し部分を持ち、ここに偵察用の機材をまとめて収納しています(以上 沿革やspec.はwikipediaを参照しています)。

 ヴィジランテは長年、作ってみたいキットと思い続けていました。ようやく入手できたのが(下記のサイトによると)1985年製のキットです。
https://www.scalemates.com/ja/kits/hasegawa-805-ra-5c-vigilante--204495



 初出は何と1968年ですから当然、凸モールド。長い胴体や薄い翼のパーツには歪みがあります。歪みは力わざで修正すれば何とかなりますが、このキットの凸モールドは線が低く、このままで塗装すればノッペラボウ必至です。かといって小生には全体を凹に彫りなおす力量はありません。そこで複座のキャノピー部分のみ、スクライバーで輪郭を付けて凹彫りは終了としました。



 古いキットのいつもの難関はデカールです。黄ばみは直射日光に3日晒して少~しマシに、バラバラ防止のためにはLiquid Decal Filmを2回塗布。それでも台紙から剥がれるか心配でしたがこれも運よく成功、細かい事は適当に無視して、なんとか完成(自分なりに)できました。





 前脚の扉は鉛直線から30°外側に取り付けたつもりが、、、撮影後に修正しました。



 実機は尾翼上端が高さ約5.9mで空母では格納のために、機番”604”の上に薄っすらと見える斜めの線で折り畳みます。運用の当事者たちには高い尾翼は誇りでもあり、メンドウでもあったでしょう。





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