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誌上個展

イギリス初期ジェット機シリーズ その14

  by Nobunaga
1、デ・ハヴィランド シーヴェノムFAW Mk.21
  (プレミアモデル/タスマンモデル共同企画1/72)
2、デ・ハヴィランド シーヴェノムFAW Mk.21 ブルージェイミサイル
   (サイバーホビー1/72)
3、A.W.ミーティア NF.Mk.12(スペシャルホビー1/72)



デ・ハヴィランド シーヴェノム
 イギリス海軍では艦上戦闘爆撃機としてはベノムを採用しなかったが、全天候艦上戦闘機 型をシーベノム (Sea Venom) として採用した。この機体はベノム NF.2を基に開発が進められた。機首には大型レーダー を搭載し、レーダー操作員を搭乗させるため並列複座コックピット を採用していた。また空母上での運用のため、主翼の動力折りたたみ機構や着艦フック が採用され機体構造が強化されていた。1951年 9月からテストが開始され、1954年 3月から部隊配備が行われた。1961年 まで部隊で使用され、各型合計259機が生産された。この他フランス のシュド・エスト社でアキロン(Aquilon)の名称でライセンス生産されている。
*ウイキペディアより抜粋いたしました。

キットについて
1、デ・ハヴィランドシーベノム(プレミアモデル/タスマンモデル共同企画1/72
 珍しくて貴重なキットです。元々は1973年に発売されたフロッグのキットでフロッグ亡き後金型はNOVOやTOKOに流れて販売されました。作例のキットはいつ 発売されたか分かりませんがモールドはしっかりしているので流れた金型の割と上流の方だと思います。
 2023年10月号に本誌に掲載させていただいたTOKOの作例は素組みで冷や汗もののひどい出来ではありましたが今回サイバーホビーのシーヴェノムを同時に作ることによってまずまず?の出来になったかと思っています。

2、デ・ハヴィランドシーベノム ブルージェイミサイル(サイバーホビー1/72)
 キットの出来は素人目にもこれ以上のものはもう出ないだろうと思われるほど素晴らしいものです。ただ、あまりにも繊細で作りにくいところはあります。
 組み立て説明書は塗装の色指定がなかったり、イラストが小さく分かりにくい等説明不足のところがあり考え込んでしまうこともしばしばありました。
 デカールは台紙からの剥がれも吸着もこれ以上のものはないくらい素晴らしいものです。台紙をもう少し大きくして欲しいことと1/72では不要な程の細か過ぎる注意書きなど省略しても良いのではないかと感じました。

ブルージェイミサイルとは
 デ・ハビランド ファイアストリーク(de Havilland Firestreak)は、イギリス の第一世代、パッシブ赤外線ホーミング 空対空ミサイル。デ・ハビランド (後のホーカー・シドレー )によって1950年代に開発され、イギリス空軍 、イギリス海軍艦隊航空隊 で実戦配備された空対空ミサイルとしては最初のものであった。イングリッシュ・エレクトリック ライトニング _、デ・ハビランド シービクセン 、グロスター ジャベリン に搭載された。
 敵機後方左右20度からロックオンが可能[1]なファイア・アンド・フォーゲット ミサイルによって置き換えられたが、ライトニングが装備した場合空力性能が向上したため[要出典 、一部はライトニングが退役する1988年まで現役であった。
*ウイキペディアより引用いたしました。

3、A.W.ミーティアNF.Mk.12(スペシャルホビー1/72)
 アームストロング.ホイットワース.ミーティアはグロスター社がミーティア戦闘機などの製造で手一杯だったため協力会社のA.W社に製造を依頼したもの。
 アメリカ製のレーダーを搭載しています。
 スペシャルホビーのキットは簡易インジェクションとは言え技術の向上によって金型を使ったインジェクションキットに遜色はありません。素組みで十分なとなります。組立説明書も大判で分かりやすく親切です。デカールも定評のある東欧系の印刷で素晴らしいものです。
 キャノピーの窓枠が多くてマスキングが大変です。しかも窓枠は丸っこい。低粘着フィルムを貼ってナイフで直接カットしました。

1、デ・ハヴィランド シーヴェノムFAW Mk.21
(プレミアモデル/タスマンモデル共同企画1/72)





 キットのパッケージにはなんと透視図や写真資料が同梱されています。組み立て説明は超簡単なイラストだけです。オーストラリアとイギリスの塗装指示と実機写真が載っています。


 主翼は折りたたんだ状態にしました。サイバーのキットの蝶番(ヒンジ)パーツを使ったのでこの部分実機写真とはちょっと異なっています。支持棒は目立つように赤くしました。
 50年以上前のフロッグのキットを今風に作り変えようと機首部分、胴体中央、主翼フェアリングを削って削って削り倒してようやくここまでになりました。コックピットの内部は真っ黒塗装なので適当に。イジェクションシートはお相撲さんが二人座れるくらいの広さなので半分以上カットしてそれでもまだ大きいぞ。黒く塗ってシートベルトをマスキングテープで作って貼り付けてます。
 キャノピーもそのままでは使えません。ガリガリと神ヤスリ120番!で削り倒して透明プラは厚みがあるので遠慮はしません。ひとまわりまでは行かないけどサイズを小さくしました。120番で削るとさすがに傷だらけ。仕上げは2500番までとコンパウンドで磨いたけれど元には戻りません。クリアを吹いて良しとしました。(TOKOのキャノピーはもう少しマシでした)また説明書にはクリアバックスのキャノピーを使うように書いてありました。


 翼端の増槽タンクの市松模様はデカールです。全部は回りきらないので翼端側は筆塗りです。デカールは質の良いもので問題なく貼れました。

2、デ・ハヴィランド シーベノム ブルージェイミサイル(サイバーホビー1/72)

 サイバーホビーのキットのプロポーションはほぼ正確と思われますのでいじる事なく素組みで作りました。エンジンは必要以上に細かく分割されホゾ穴は虫眼鏡で見ないとわからないくらいで上下左右の接着は気を付けないと隙間ができます。何度かやり直しました。主翼のエアインテイクのパーツは大きいのか取り付けが悪いのか削らないと主翼は合わさりません。エンジンカバーを開けて中のエンジンが見られるのは嬉しい事です。

 主翼の折り畳み部分の接着はそのままでは弱く、塗装後に持ち上げた時に折れてしまって再接着するのが大変でした。真鍮線などで補強すれば安心です。

 デカールは上質で台紙からすぐ剥がれて吸着も良いです。ただ主翼赤線部分のデカールはクリアを吹いてから貼り付けたのですが密着していないのかシルバーリングが出てしまいました。



3、A.W.ミーティア NF.Mk.12(スペシャルホビー1/72)



 質は向上したとは言え簡易インジェクションなので十分なすり合わせが必要です。各所に隙間ができるので少量のパテで対応します。

 パネルラインや点検ハッチの彫刻はちょうど良い深さです。茶や黒のエナメルを流し込んで強調しました。


 デカールは上質で問題ありません。細かい注意書きなどは主要なものだけ貼り付けています。

大先輩と並んだサイバーDHシーヴェノム。プラモの先輩たちの苦労がわかります。


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