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(Photo) 王立航空工廠(RAF) F.E.2b

by  コルディッツ
博物館実機写真

 私はレベル・ファイターシリーズでWWⅠ戦闘機を覚えましたが、早々にWWⅡ機にハマったので、レベルのキットを超えてWWⅠ機を覚えられずに来ました。ましてや長年の飲酒から物忘れが目立つ今日、新規にWWⅠ機を記憶できないと思い込んでしました。
 ところが最近になって複葉推進式戦闘機の王立航空工廠(RAF)F.E.2bを覚える事が出来ました!レベル・ファイターシリーズの刷り込みで、英国の複葉推進式戦闘機はエアコーD.H.2だけ、後は雑魚との認識でしたが、生産数を見たらD.H.2は453機、一方F.E.2は1,939機! 何と生産数は4倍以上の開きがあります。かくしてF.E.2b の拡散が我が使命と妄想に至りました。
※本稿は博物館の表示、「世界の軍用機図鑑」(コスミック出版)、
Wikipediaを参照しました。

 RAF F.E.2b  A6526  (Reproduction ?)
 王室空軍博物館ヘンドン(ロンドン郊外)にて 2024年4月撮影




 F.E.2bは1914年2月に初飛行しました。設計はジェフリー・デ・ハビランドで、彼はこの後エアコー社でD.H.2を設計します。余談になりますが、戦後にエアコー社は倒産し、デ・ハビランドが1920年にデ・ハビランド社を創業したので、レベルのキット名称が「デ・ハビランドD.H.2」になったようです。


 博物館の展示機は翼と尾部の支柱はレプリカですが、ナセルは1918年に製造された未使用の現物、ピアモドア・エンジンも現物です。F.EはFarman Experimental 2の略で、アンリ・ファルマン、モーリス・ファルマン兄弟設計の一群の複葉推進式機体を参考にして開発したことを示したのでしょうか。


   尾部の支柱を見ていると、レベルのD.H.2で支柱組みが上手くできなかったのを思い出します。
 F.E.2bは1915年から昼間戦闘機、偵察機として実戦参加します。
 乗員は2名でタンデム座席で、前に偵察員、後に操縦士が着き、 偵察員席の前後に旋回式ルイス機関銃が各1挺配置されています。
後方に射撃する時は偵察員が立ち上がり、操縦士の頭越しに撃ち、 この銃は旋回式なので操縦士が偵察員を避けて射撃も可能との事です。操縦士と偵察員の相性が問われたのではないでしょうか。


 プロペラ同調装置を備えたフォッカー・アインデッカーが演出する「フォッカーの懲罰」に対抗のため前線投入され、1916年6月にマックス・インメルマン搭乗のフォッカーE.Ⅲを撃墜し、戦死させ、1917年にはマックス・フォン・リヒトホーフェンを負傷させる等の活躍を見せています。

   Fokker E.Ⅲ  (Replica)
 ハノーファー・ラーツェン航空博物館にて  2009年7月撮影


 6気筒ピアドモア・エンジン(120hp~160hp)で4枚のプロペラを廻し、最大速度147km/hを出しました。「フォッカーの懲罰」を退ける事に貢献しましたが、続々登場するドイツの新鋭機の前に旧式化は避けられず、1916年以降は夜間戦闘機や夜間爆撃機に転用され、終戦まで任務を全うしました。


 以下は2016年4月撮影

 爆弾搭載量は博物館の表示では159kg、Wikipediaでは235kgとなっています。








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