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1/72オールドキットで作る双発機 第3弾
モスキートNF MkⅩⅠⅩ (エアフィックス 1/72)
by MERSU57
これも購入してかなり長い間放置してありました。
エアフィックスのキットとしては一時期あったプラの質が硬い整型で作りにくく中断したものです。
このタイプはなぜかあまり人気がなく、タミヤも出していましたが今は廃版状態です。
簡単な構成のコクピットはプラ板でひな壇を作りそれらしく造形。
モスキートのキャノピーはAピラー以降は内部フレームによってアクリルガラスが支えられている構造になっており、これを再現したくカラー画用紙を細切りしたものをPVC系の接着剤で貼り付け。何となくらしくでOKです。
画用紙の色がやや明るいので、自前にダークグレーを筆で含浸して調整。
主脚は一見では良さげですが、そのままでは全く主脚庫にあわず装着がかなり困難です。削り合わせに手間がかかります。
胴体下面は何もないのは寂しいので20mm機関砲の空薬莢排出口を極小のタガネ、丸ノミ、平ノミで開口してそれらしくで 自分にはこれまたOK。
今回、機首のレーダードームの形状にこだわって"ブルノーズ"と言われる ちょいブサカッコいい感じを出したく 下面はプラ板積層でボリュームアップし 上面はちょい上向きの鼻面を作りこんでみました。
素材のプラが硬質で細い部品は簡単に折れてしまうは主翼端は欠けるはで基本工作に難儀しました。
塗装は全て水性アクリルで筆塗り仕上げ インベィションストライプはデカールも添付してますが、貼付は困難と思われ塗装処理しました 主翼該当部に白を塗り乾燥後白との境界線に細切りマスキングテープを貼り付けて、薄めた水性アクリルのダークシーグレーを塗り込んで乾燥後水性色鉛筆で迷彩パターンを描きこれまた薄めたカーキグリーンで色を置いています。
更に下面はブラックですがそのまま塗るとコントラストが強すぎるのでブラウン、ダークグレーで色を重ね、最後に薄く溶いた黒をひと塗り。
キット付属のデカールは経年劣化は余り無く、発色や適度な余白で意外といっては何ですが良質なものです主翼面のマークは同メーカーの旧ディファイアントの添付デカールを転用しています。
キットのインストによる実機解説ではこの塗装例の部隊は1944年の6月末〜8月末の間、イギリス沿岸の特殊哨戒任務(ダイバーパトロール)でドイツの飛行爆弾V1(Fi-103 現在の巡航ミサイルの始祖)を確実に20発撃墜したとあります。
通常任務ではイギリス夜間爆撃隊に随行しドイツ機夜戦狩りを行っています。
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