Home > Lamborghini Aventador (アオシマ 1/24) > 特集 世界の名車 > 2024年10月号

特集 世界の名車

Lamborghini Aventador (アオシマ 1/24)

by 田口博通 Hiromichi taguchi


 アオシマから発売されている 1/24 Aventadorです。
プリペイントモデルシリーズの製品で、要するに ボディ部品だけでなく、内装部品、シャーシー 全て部品塗装されています。塗装の必要が無いストレスフリーで、なんと1日で完成しました。
これで、価格 5800円は 今のご時世、とってもお安いお値打ち価格だと感じます。

箱絵 


実車について

 個人的には垂涎の的のスーパーカーで、レベル48旧版F-102に匹敵します。
モデル化されているのはクーペですが、個人的に欲しいのは屋根の開いたロードスターです。

 wikiによりますと「ランボルギーニ・アヴェンタドール(Lamborghini Aventador )は、イタリアの自動車メーカー、ランボルギーニが2011年から2022年まで製造していたスーパーカーである。」だそうです。総累計生産台数は11,465台とランボルギーニの歴代V12モデルとしては最多とのこと。ウーン、世界にはお金持ちが多いんですね。
 日本での販売価格は 4,197万3,750円ということで、アオシマのこのプラモデル7,200キット分程度。1万キットには満たないようでして、そう表現すると、高いのか安いのか わからなくなってきます。
 いずれにしても、プラモのAventadorを7200台作って並べると、実車が買えるということのようです、、ハハハ(力ない笑い)



 実車の性能は 6.5 L V12エンジン「L539」を積み、0-100km/h加速は2.9秒以下、最高速度は350km/h以上。
個人的には130km/h以上を経験したことが無いので、F-1並みに速いらしい という感覚だけが伝わってきます。
首都高のコーナーを絶対に曲がれないんだろうなぁ。買ってもすぐ廃車になるか、一緒に天国に逝ってしまいそうです。


製作

 冒頭で述べたように ボディ部品だけでなく、内装部品、シャーシー、エンジン 全て部品塗装されているので、塗装作業は一切ありません。
 ニッパーとカッターナイフ。流し込み接着剤と、手工芸クラフト用ボンドだけ用意して 部品を切り離しては、ひたすら 組んでいきます。

 シャーシ、エンジン関係は特に問題なく、すらすら進行します。

 ボディは ヘッドライト、エアインテーク部品116,117あたりが要注意で、左右、ピタッとはまる箇所を探りながら合わせていきます。
 
 可動ドアにメタルステーが使われていますが、この部分の組み立てが最も迷いました。 説明書のワンポイントアドバイスに 「ドアのクリアランスが気になる場合、ドアメタルステー軸部に少量の瞬間接着剤を流し込み、軽く固定させる」と書かれていますが、 軽くではなくてガッチリと固まってしまい大失敗で、やり直しをしました。これから作る人には 手工芸用ボンドの使用をお薦めします。
 
エンジンフードの小さい可動ステー138がイモヅケで指定されていますが、接着面積が小さくて強度が弱く、完成写真を撮るために動かすとすぐ壊れました。ここは工作方法に一考の余地ありです。


完成



 慎重に下部シャーシーに上部ボディをかぶせて、最終組み立てをして完成です。
部品点数も多いので、製作中 かなりのメカニック感とパズル感をを味わうことも出来、充実した製作時間を過ごすことができました。
 
 完成した姿は 流麗なスタイルで 魅力的です。
他のスポーツカーと一緒に飾っても異彩を放ちます。オレンジパールのボディ色を選んで良かったと感じました。
 完成モデルはどちらかというと甲虫系のスタイルで、これが、黒とか茶色だったら、、、ギャーと悲鳴を上げていたかもしれません。




  Home> Lamborghini Aventador (アオシマ 1/24) > 特集 世界の名車 > 2024年10月号

Vol.194 .2024 October.     www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /
                    editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず/リンクフリー

「webモデラーズ について」 「広告のご出稿について」

プラモデル模型製作特集3



10月号 TOTAL PAGE view