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Dewoitine D.521 (HOBBY BOSS 1/72 改造)

　 by GRIFFON

　D.521 は、ロールスロイスマーリン III エンジンを
搭載したD.520 の派生型でした。
1939年10月に初めて提案されましたが
本格的な作業は 1940年初頭まで開始されませんでした。

この派生型は SNCAM によって開発され
最初のプロトタイプ (D.520 No. 41 から改造) は
1940年2月9日に飛行しました。
7回のテスト飛行で、D.521 は
優れた上昇率と最高速度 352 mph を実証しました

1940年3月23日の最後のテスト飛行の後、
D.521 プロトタイプは D.524 プロトタイプに戻されました。
(D.524はイスパノ・スイザ 12Z89 ter
1200hp エンジン付　D.520
D520はイスパノ・スイザ12Y-45 910hp)

D521はKITも改造PARTSも無いので
躊躇なく改造出来ます。

・機首上面をCUTしHASEGAWAのHURRICANEのコピーに置きかえ
・機首側面のOIL COOLER取付穴と機首下面INTAKEを塞ぐ
・排気管はHASEGAWAのSPIT MKIのPARTSを使用
・プロペラは回転が逆になるのでHASEGAWAのSPIT MKIのPARTSを使用
・下面にINTAKE新設

資料はNETの側面図しかないので塗装は推定
https://forum.largescaleplanes.com/index.php?/
topic/97990-dewoitine-d521-merlin-engine-in
-d520-any-information-available/

【改造】
1970年代は飛行機KITの種類も少なく
欲しい物は改造するしかありませんでした。
Revell 1/32 ME109G→ME109E Hasegawa 1/32 FW190A→FW190D
Revell 1/32 KI-61-I→KI-61-II→KI-100
模型雑誌に掲載された名人の作品を羨望の目で見ていました。
【無ければ作る】無い物を手に入れる楽しみがあったのです。

あるいは出来の悪いKITが多かった昭和の時代
KITを修正したり改造する事は普通でした。
2018年11月号のA6M2や2021年4月号のFW190
のように2個1も普通の事でした。

現在では「こんな物まで」というようなKITや
改造PARTSが発売されています。
昔から考えたら夢のような時代なのですが・・
その価格に驚愕、さらに殆ど品切れの物が多く
KITはあるのに入手できない
あるいは高価すぎて買う気になれない状態

大して出来も良くない簡易INJECTION KITを
馬鹿高い価格で販売しても結局売れずに打ち切り・・
希少機種は、程よい価格のVACUUM KITか改造PARTS
で十分だと思うのですが・・

D520は他にも計画がありました。
D522：Allison V1710-C15FU付 D520 計画のみ

D523：12Y51エンジン：1000PS を搭載したD.520の派生型
これはD.551で使用されるエンジンであり
D.523はエンジンをテストするためにSNCAM
によって製造されました
D.520 No.45に新型エンジンを搭載して生産され
1940年5月9日から6月14日にかけて試験が行われた。
テスト後、機体はD.520規格に復元された。

D524：この派生型は、イスパノ・スイザ12Z89：1200PS
をテストするために製造されました。
D.521のマーリンエンジンの試験に使用されたのと同じ
D.520(no.41)が、この派生型のプロトタイプとして使用された。
新しいエンジンは1940年6月中旬に設置されたが
フランスの崩壊により、試験飛行を含む
それ以上の作業は不可能になった。
D.524は1941年夏にD.520に改造された。

D525以降の計画もキリが無いほどあります。
https://old-forum.warthunder.com/index.php?
/topic/396408-a-short-guide-on-the-d-520-and-its-variants/

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