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妄想4:もう一つの航空自衛隊「Mitsubishi F-2F」(1/144)
by
望月 清光
「またF-1改Aの開発と同時に、過去2回に渡る米海軍空母機動部隊攻撃の戦訓から、敵AEW機及び戦闘機に対するレーダー・ジャミング機能を強化した、ファイター・スイープを主任務とする制空戦闘機の早期戦力化の必要を実感した航空自衛隊は、制空戦闘に適したクランクドアロー・ウィングを持つF-2Eを改造することを決めた。この改造機は、ジャミング専用操作員を載せるためにタンデム複座とし、早期の実用化のため、AN/ALQ-131ジャミング装置を米国から導入して右胴体下面に装着、背中にドーサル・スパインを追加して電子装備品を格納、主翼のカーボン複合材料化により強度増加と軽量化を図り、翼端にはAIM120又はAAM-4を搭載可能とした。更に、翼下のランチャーはダブル・ランチャーとして、AIM120又はAAM-4を最大8~10発装備可能とした。複座化による重量増大に対応するため推力増加した発達型F110エンジン装備を決め、そのためにエアインテークを大型化した。」
この改造機は1995年に初飛行し、1997年にF-2Fとして制式採用された。F-2Fはスーパーソニック・クルーズでF-1改近代型改修(F-1改A)部隊に先行して敵AEW機を無効にすると共に、AIM120又はAAM-4で開けた敵防空網のほころびにF-1改Aを突入させる戦術である。
という設定で製作したF-2Fです。LS製F-16XLを基本に、HMA製F-2A/Bの余剰となったF-2B胴体前部を接続し、拡大されたエアインテークと太い胴体を再現するために、前回の改造余剰パーツであるカフェレオ製F-2から胴体下面を移植しました。レドームと増加燃料タンクは、カフェレオ製です。ドーサルスパインとAN/ALQ-131ジャミング装置は、米国の3D製品です(メーカー名は忘れました)。
制空迷彩には、Mr.ColorのNo.338とNo.376、レドームはタミヤのNo.97を使用しましたが、あまり色の違いが出ませんでした。AIM120ダブルランチャーやミサイルのデカールは「Mach 3」製品、日の丸や機体番号は、MYKデカールです。細かい注意書きは面相筆を用いた手書きです。
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