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Fw190D-9 super charger (Revell 1/32)
by E.H.NOBU
皆様こんにちは。
E.H.NOBUです。
今夏はあれほど暑かったのに今はもうすっかり秋の気配です。
ホッとしますね。
暑すぎてしばらくの間プラモデル作りもお休みしていましたが
涼しくなってきたのでそろそろ再開です。
今回製作するのはハセガワの傑作キットを差し置いてRevellのオールドキットです↓
理由はこのパーツを手に入れたから↓
1/32 B-17スーパーチャージャー。
今回はこれとRevellのFw190D-9を使っていつもようにレベル風味を残しながら
架空の機体をでっち上げるつもりです。
先ずは胴体パーツを組み上げて
インテークを切り飛ばしたら
スーパーチャージャーを接着します。
排気管部分はP-38のようにプラパイプで塞いでおきます↓
もうこれだけで十分満足しちゃうところですがもう少し頑張りましょう。
この脚収納庫だけはどうしても我慢できなかったので作り直します↓
キットの脚収納庫を切り飛ばしてアイリスのレジンパーツや実機写真を参考にプラ板でワンオフします。
黄緑色の部品はパソコンでデータを作ってカッティングマシンで切り出しました。
隔壁や脚収納庫間にある補強ビーム等々を各種プラ材の組み合わせで再現します↓
防火隔壁につく弾倉&排莢シュートもプラ板で作ります↓
左脚収納庫内には潤滑油タンクがありよく目立ちますので
プラ板とプラパイプで作ります↓
脚収納庫にはアドラーズネストの超極細リード線と
それよりも少し太いリード線で先にパイピングを施します↓
パイピングが出来たら主翼の機関砲を取り付けます。
実機では銃身が丸出しではなくスリーブの中に銃身が通る構造なので
スリーブは2Φのプラパイプで、機関砲の排莢シュートとリンクシュートはプラ板で作っておきます↓
ここまで出来たら次はコックピットを作ります材料はこちら↓
いずれもD-9専用パーツとはなっていませんがまあ大差ないでしょう。
キットのパーツにこれらエッチングパーツ等を貼り付けて
コックピットをアップグレードしてあげます↓
計器フードの防護パッドは1Φプラ丸棒です↓
コックピットと脚収納庫が出来たので胴体と主翼を接着
十の字になったところで脚収納庫から覗く
エンジン後方のゴチャゴチャした配線等を追加しておきます↓
接着剤も乾いたところで合わせ目の処理です。
私はパテは使わず瞬間接着剤を常用しております。
黒い瞬間接着剤なんて商品も売っていますが
そんなのはわざわざ買う必要はありません。
家庭にあるもので簡単に黒い瞬間接着剤が出来ます。
それはコレ↓
油性マッキーです。
これを剥離紙の上にグルグルと黒く塗って
瞬間接着剤を垂らして混ぜるだけです↓
ただし固まりにくいので硬化促進剤との併用がオススメです↓
水平尾翼も付いて士の字になったところで全体にサフェーサーを吹き塗装開始です↓
ライトブルー、ライトグリーンを吹いて
乾いたらいつものように説明書(ハセガワ1/32D-9)を拡大コピーして切り出し
型紙としたものを両面テープで貼り付けます。
主翼全縁の波線はパソコンで作ったものを
カッティングマシンで切り出しマスキングしました↓
ダークグリーンを吹いて乾いたらマスキングを剝がします↓
実は今回の作品はMe262B1-aの迷彩塗装の練習を兼ねています。
なのでこの上からライトブルーの細吹きで夜間戦闘機っぽく塗装しました↓
試作機っぽく胴体と主翼下面には適当に コードレターを入れてみました↓
これで機体の塗装は完成なので次はデカール貼りです。
デカールはこちらのFw190用を使います↓
デカール貼りとウェザリングが終わりました↓
NJG 5のインシグニアはスーパーチャージャーが邪魔でこの位置になりました。
ラダーには撃墜マークも貼りました↓
プロペラブレードはユンカースVS111らしい平面形で良い出来なのですが
断面の形状が裏か表か判らないなのが残念。
ここは表面に黒い瞬間接着剤を盛り付けて修正しておきます。
ついでに裏面のヒケも黒い瞬間接着剤で埋めておきます。
塗装はブラックグリーン、スピンナーはマスキングして黒地に白渦巻きにします↓
あとはキャノピーと主脚、尾輪等々ですが
キャノピーパーツが何処かにお出かけしてしまったようで
いくら探しても見つかりませんでしたので
キャノピーはハセガワ1/32D-9の余剰部品を頂くことにしました。
防弾版保持ワイヤー2本とアンテナ線を伸ばしランナーで追加しておきます↓
マスキングにはいつもの「マスキング販売」さんのカット済みキャノピーマスキングを使用
いつもながらピッタリサイズで境目もシャープで仕上がりバッチリです↓
失くしたウインドシールドは0.4mm透明プラ板で自作しました↓
ウインドシールドを取り付ける前にレビ照準器に
0.2mm透明プラ板でリフレクターとフィルターを追加しておきます↓
シートベルトを取り付けてキャノピーも接着します↓
主脚柱を作ります。
基本はキットのパーツを使います。
先ず主脚柱下端にアルミパイプで脚カバー固定用ステーを追加します。
アルミパイプの端をヤットコで平らに潰してヤスリで丸く削り穴をあけます。
その穴に虫ピンを通して固定、不要部分は切り取り整形します。
車軸にはプラパイプでディテールを追加しておきます↓
主脚柱をRLMグレーに塗ってブーツをフラットブラックに
主輪はホイールをブラック、タイヤはタイヤブラックに塗って
タミヤのウエザリング墨入れで汚しておきます↓
主脚のストラットには何やら配線がありますので
アドラーズネストの極細リード線黄色を三本植え付けておきます↓
引き込み式ステップ↓
脚位置指示棒は不要エッチングパーツを利用↓
下面のモラーネ・アンテナは1Φのアルミパイプにテグスを通しておいて
バイスで挟んで基部を残して平らに潰してからダイアモンドヤスリで整形します↓
アンテナ線にはボールペンの空芯を炙って伸ばした碍子を通しておきます↓
ハセガワのD-9から燃料タンクとETCラックを頂戴いたしました↓
Fw190D-9 super charger完成です。
~笑って♩許して♬ ハッ!
最後までお付き合い頂きありがとうございましたm(__)m
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