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F-104J航空自衛隊 (ハセガワ 1/72)
by 田口博通 Hiromichi Taguchi
ハセガワのD帯定番で、今時のご時世で 1200円(税込み1320円也)で購入できるハセガワの良心のようなスケールプラモデルです。この新版キットは1989年にリリースされ、的確なスタイルと細部まで表現された繊細なパネルラインが小気味よくて 我々を流石ハセガワとうならせたのでした。
デカールは豪華で各飛行隊のマーキングから選べますが、今回は銀塗装機としたかったので、203飛行隊機としました。
製作
胴体は前後分割(複座D型もバリエーションに加えるため)となっていますが、勘合が良いので 組み立ては楽でした。
各部を整形後、サフェーサーで下塗りをして すぐ塗装にかかれます。
主翼上面をNo.1白、下面をNo.73エアクラフトグレーで塗装し、機首のレドームをNo.26 ダックエッググリーン、アンチグレアをNo.309FS34079 で塗ってしまい、マスキングして シルバーを前面に吹きます。
今回シルバーには タミヤカラーLP-70 アルミシルバーを使いました。
マスキングをはずすと下のごとく。
後部のエンジン部外板は、細切りテープでマスキングしてシルバーにゴールドやらブラックを混合して、適当な色を作り、筆塗りで塗分けました。
胴体上部のアンテナやコクピット、エアインテーク部もテープでマスキングして各色で筆塗りしました。
胴体の基本塗装はこれで完了です。
この後、Mrウエザリングカラーのグランドブラウンで 上品さを保ちつつ、スミ入れをして、デカールを貼れば ほぼ90%できたようなものです。
キャノピーは色付きセロテープでマスキングしてフラットブラックで下塗りをしてから(これを忘れると シルバーが透けてしまい悲惨な目に)、シルバーで塗装します。
脚と脚扉、翼端タンク、ミサイルランチャーを接着。ピトー管はシャープにしたいので0.8mm径真鍮パイプと0.3mmステンレス線で作り直しました。前脚扉は胴体に直接いもづけなので、アルミテープをヒンジにして接着すると 足りない接着強度を補強できます。
あっというまに完成です。ここまで、実に4日間でした。
ハセガワ1/72のマルヨンは 完成しても手頃な大きさで、一機入魂というよりも、数を揃えてバリエーションコレクションをするには最適です。
201飛行隊から207飛行隊まで ずらっと並べることも、射程距離に入ってきます。
憧れの全飛行隊総ぞろい、想像するだけでも楽しいですね。
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