Home  > Ju88A4 (グンゼレベル1/72)> 飛行機プラモデル製作>2024年12月号


 1/72オールドキットで作る双発機 第6弾

   Ju88A4 (グンゼレベル1/72)

  by MERSU57




 これも相当古いキット(箱に1967年とあります)でレベルファイターシリーズ(¥100キット)とほぼ同世代です。
当時国内販売品で手に入るJu88はこのレベル製とハセガワが業務提携していたフロッグ社の2アイテムだったかと。
結構上質な貼り箱のパッケージで他にシリーズでJu88C型とHe219、それにボストン/ハボックが販売されてました





 さてこのキットは硬質のプラで全面びっしりとリベットがモールドされており、当時は精密感をうたっていたと思われますが、私にはうるさいだけに感じるので全て削り落とします。



ユモエンジンが内蔵されカウリングが取り外し可能な構成ですが、あえて見せるほどのモノでもなく勘合精度もいまいちなのでここはオミットし固定整形しました。
 排気管はイタレリのキット部品をレジンコピーしたもので加工して取り付けています。


  全体系はまずまずではありますが、垂直尾翼が分厚く実感にかけるので肉厚なものでもありかなり削り込みました。
コクピットは簡素なものでジャンクパーツで最低限の細工と副パイロット席、無線士席を追加工をしています。


メインキャノピーは後部防御武装が緩い表現しかされていないので、プラ板を加工した銃眼を2個貼り付けてそれらしくしました。キャノピー形状そのものは若干デフォルメ気味ですがよしとしました。
 その他ダイブブレーキは省略されているので、ハセガワの同キットの部品をレジンコピーして取り付け。



  塗装は水性アクリルで全て筆塗り仕上げ。迷彩、パネルラインそして排気炎痕など塗り上げています。
一見単調なようで複雑なパターンのモデルにしてみました。
迷彩パターンを仕上げたあと全体のトーンを調整のため、薄く溶いたオリーブドラブでひと塗りして終了です
水性アクリル塗料にはエナメルや油彩などは馴染まないので使いません。迷彩の下書きに水性色鉛筆は使っていますが









 デカールは添付のもの(かなり古いものでしたが使用できた!)および一部自作プリント仕上げです。



  今回を含めて6機種の機体を作ってきましたが古いキットは細かな作りの省略や考証不足な部分も多々ありますが手を入れて形にすると良い雰囲気になるモノも多いです(中には?なキットもないではないですが)
私の手元には他にも古いキットが多数あります。また出来るモノから形にして行きたく思っています。






  Home>Ju88A4 (グンゼレベル1/72)> 飛行機プラモデル製作>2024年12月号

Vol.196  2024 December.    www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /
 editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず  リンクフリー

「webモデラーズ について」 「広告のご出稿について」

プラモデル模型製作記事

12月号 TOTAL PAGE view