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ジュニア707 2号艇 (タスクフォース NON)
by 田口博通 Hiromichi Taguchi
『サブマリン707』は週刊サンデーに1963年から1965年まで連載された海洋冒険漫画で、そこに登場するのが、ジュニア707です。当時 今井科学から707とジュニアがA・B・C級の3サイズでプラモデル化されていました。
そのジュニアのゴム動力版の復刻版が21世紀になってタスクフォースからリリースされ、15年くらい前に入手していましたが、この機会に思い切って作ってみました。
箱絵
キット裏箱の組み立て図
箱裏が組み立て説明書となっており、部品点数も少なく、ゴム動力を除いて スケールモデルとして製作することに。
プロペラの金具の入る溝はプラ板で埋めてしまいます。
2号艇なので、MrカラーNo58 黄橙色で塗装しました。
プロペラは赤です。
水に浮かべて遊ぶ前提のモデルですから 当然のごとく付属デカールは耐水デカールとなっていて、裏印刷です。
これをスキャナーでスキャンして、自作デカールを作成しました。
字体が箱絵と違うことに気づきます。実は箱絵の方が戦後の自衛隊艦船の文字フォントに近い(さすが作者小沢さとるの本業はエンジニア)ので、箱絵に合わせ自作することにします。
キット付属デカール
文字の大きさだけデカールと揃え、字体は 箱絵を参考にしながら、WINDOWSの付属フォントから選びました。
インクジェットプリンター用デカール用紙を使う自作デカール用の加工済画像
2号艇のナンバー「2」は白枠つきです。印刷時には周囲を機体色に似た色で印刷しておくと、切り抜きをした時に目立ちません。
パイロットは、箱絵に沿って塗装し、透明キャノピー(潜水艦なので水圧に耐えるためなのかとても厚い)を接着し、完成です。
60年以上前のデザインですが、現代の眼で見ても なるほどと納得するような造形になっています。
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