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F86A USAF (ハセガワ 1/72 )
by 田口博通 Hiromichi Taguchi
現在、古のハセガワ1/72 F86Fセイバーの在庫消化真っ最中ですが、10月号のCA27 Mk.30オーストラリア空軍塗装に続いて USAF F86Aを作りました。
今回のUSAF機の元ネタは オーストアリア空軍機同様、古いESCIデカールです。カラー塗装図がよい参考になります。
ESCIデカール カラー塗装図
肝心のデカールの方は下のように余白が黄ばんでいたため
これをスキャンにして 画像加工し、インクジェットプリンター用デカール用紙(ハイキュー製)を使い、再製作しました。再製作の方法は、「工作のヒント」コーナー中の
デカールの再製作
をご覧ください。
古のESCI別売りデカール
上のデカールをスキャンして画像加工を終えた 再製作用デカール画像
白ベース紙用
透明ベース紙用。
製作
ESCIデカールのカラー図ではF86Aとなっていますが、古のハセガワF86Fセイバーの在庫消化が目的なので、翼は一切改造せず手抜きしました。
目立つピトー管は 曲がったタイプなので、真鍮パイプと洋白線で自作しました。 これでぱっと見には初期の米空軍セイバーに見えるかも。
ハセガワオリジナルキットの欠点、キャノピー前部の巨大なハカマは小さく削り、キャノピー前部と合わせました。おちょぼ口のエアインテークはシムを入れて2mm程度開口部を広げてみましたが、イメージが改善されるといっためだった効果がありませんでした。
機首 前部キャノピー下のはかまを小さく削ってみた。
開いていない脚庫、ラフな凸パネルラインなどは ハセガワの「古い古いF86らしさ」を残すべく 全てオリジナルそのままとしました。
塗装は全面がアルミシルバー塗装なので、Mrカラー プレビアスシルバーを使用。尾翼の赤帯はマスキングして塗装。
新造デカールを貼って、完成です。エンジン赤ラインと 主翼のWALKラインを示す黒線と赤線はハセガワトライツールの曲面追従シートを細切りにして貼っています。
鋭意 古いハセガワ72セイバーの在庫消化にいそしむ昨今ですが、今回で 4キット完成。残り2キットとなりました。
残りは冥土に行くまでに完成するでしょうか。
それとも冥土のお土産に あの世で完成を目指すことになるのでしょうか。それはそれで楽しみなことではあります。
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