Home
> VF-1A 洋上迷彩 航空自衛隊機 (レストア VF-1A VALKYRIE ハセガワ 1/72)>特集 レストア あるいは 再生>2025年1月号
VF-1A 洋上迷彩 航空自衛隊機
(レストア VF-1A VALKYRIE ハセガワ 1/72)
by 田口博通 Hiromichi Taguchi
愛・おぼえていますか?
バリキリーが登場する アニメ「超時空要塞マクロス」の劇場版は 1984年に公開され、その時代設定は 西暦2009年 となっていました。
えっ?と疑問を持った方も多いでしょうが、そうです。今となってはSFどころか、その時代設定は 現在から15年も過去のお話 PastSFなんですね。
ハセガワのバリキリーVF-1Aがリリースされたのは、2000年秋で、アニメ時代設定の9年前。かろうじてSFの世界観がなりたっていた時期でした。
バリキリーはバトロイド(人型ロボット)変形形態の可変翼垂直離着陸機で、推力1150kgの熱核ターボエンジンで 空気中で最大速度マッハ2.7を発揮することになっていました。
Past SFを 未来設定というかどうか わかりませんが、現在もこのような機体が実現できていないことは確かです。
これもジャンク箱の中に放り出されてありました。垂直尾翼バラバラ、足(エンジン)バラバラ でした。前脚、主脚は いまだに行方不明です。
レストア
組み立て説明書はファイルに保存してあったので、それを参考に再組立てをしていきました。
脚部品はみつからなかったので、タミヤ1/100のスタンドを流用し 飛行姿勢としました。
再塗装は、自衛隊のF-2洋上迷彩とし、F-104Jの余りデカールを貼っています。
ハセガワの1/72バリキリーは飛行機スケールモデルのフォーマットで設計されているので、作る感覚はほぼ主翼が可動する72旧版F-14トムキャットでした。
さて 新たな妄想設定
第2次阿部内閣が発足して数か月後の2013年(Past SFですから)、日本は米国と秘密協定を結び、米国が所有していた異星人のオーバーテクノロジー技術を軸に、米国内エリア51で 仮称VF-1のひそかな共同開発を開始した。
コロナ期間の2020年から両国ともコロナ対策予算を流用し、ネバダ州内とグアム島米軍基地内において訓練とVF-1Aの実戦配備を開始。2025年時点で 米国は200機、日本は 300機を装備していた。(米国機が少ないのは、VF-1のステルス性能が低かったため、2018年からF-35と同等のステルス性能を備えたVF-171ナイトメアの開発に重点が移っていたためである。2025年秋時点での米国のVF-171ナイトメア装備数は不明)
2025年夏 ロシアとウクライナ間で休戦協定が締結。しかし、世界情勢は大きく様変わりし、ロシアの次の西ヨーロッパへの侵攻と、日本への侵攻がいつになるか 各国で想定されるようになった。
時を待たず2026年3月、ロシアが樺太周辺で大規模な演習を開始。4月初 台湾が5連休の清明節を楽しんでいるさなか 中国による奇襲侵攻が突如として行われた。同時に日本は南方諸島及び九州の自衛隊基地、沖縄、岩国の米軍基地と 西日本の原子力発電所を中心として 中国から大規模なミサイル攻撃とドローンによる空襲を受ける。それに呼応して、演習のふりをしていたロシアが、北海道、東北、新潟に侵攻。陸上陣地を持たない陸上自衛隊は侵攻に対してなすすべもなく壊滅的な被害を受け、山間部に撤退。東京以北の自衛隊基地と原子力発電所は弾道ミサイル攻撃により、壊滅的な打撃を受ける。
それに対し、日本と米国は温存していたグアム基地からVF-1を発進させ、台湾近海と南シナ海、日本近海で 中国とロシアを相手に本格的な空中戦闘に入った。。。
現実に すぐありそうなお話なので 怖いですね。
夜間攻撃を仕掛けるVF-1 自衛隊機
Home
> VF-1A 洋上迷彩 航空自衛隊機 (レストア VF-1A VALKYRIE ハセガワ 1/72)>特集 レストア あるいは 再生>2025年1月号
Vol.196 2024 December. www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /
editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず リンクフリー
「webモデラーズ について」
「広告のご出稿について」
プラモデル模型製作特集2
1月号 TOTAL PAGE view